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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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うちのかーさんは、病気が見つかる前、歯の治療のためにかかりつけの歯医者に行ったら、いきなり何の説明もなく歯を2本抜かれて(もちろん永久歯であり、親知らずではない)、その夜は出血が止まらなかった。
その後その2本分の入れ歯を保険で作成したものの、結構神経質なので、合わないと言って、抜歯云々の怖さもあったため、別の歯医者に変えた。
そこで、自由診療の入れ歯がやっとできたというところで、病気になって入院してしまい、新しい歯は、活躍の場があまりなかった。

この2件の歯医者のうち、有無を言わせず抜歯した歯医者。
私が知る限りここには私より一つ下の娘がいた。
かーさんは、この娘のことを「お嬢様っぽい子」と評していた。最近この娘が亡くなっているというような話を聞いた。
そして・・・今通っているヨガ教室の先生がここの娘だという話がどこからか聞こえてきた。
私はこの先生が嫌いではない。私が今働いている職場にも同じような教室はあるものの、年配の先生で、誰からも「最初からいまいち好きになれない」と言われるタイプの人もいる。もちろん私も苦手。
とするなら、今の先生でよかったなと思っている。
さて、本日、教室の後、新しくできたパン屋さんでパンを買って、帰る途中、偶然、また先生に会った。
その場所は、歯医者の駐車場だった。
そうだったんだ。やっぱりここの娘さんだったんだ。
彼女は、これからお母さんと、最近うちの近所にできた私も数回行ったイタリアンの店に行くんだと言っていたので、そこまでご一緒した。
シェフは、私の顔だけだと分からない様子で、ちょっと立腹した・・・とそんなことは今は余分。
先生と別れた後、何かがよみがえってきた。
そうだ、あの歯医者にいたんだ。当時派手な娘が。私の知っている1つ下の娘ではなく、もっと派手な娘とそして母親。
あのころは、「人の歯をおもちゃにして、派手な生活しやがって」という気持ちでいっぱいだった。
私も、親知らず2本はここで抜いたけど、かーさんが、この歯医者で働いている人と親しかったから予告されたものの、そうでなければ、いきなりだった。そういう歯医者だったのだ。
派手な母親はご存命で、それなりに活発に活動されているようで、娘であるヨガの先生にとっては自慢のお母さんのようである。
これからも私はこの先生のヨガ教室に通う。決して、「とんでもない派手な生活」は想像できないし、ヨガをやるくらいだから、食生活云々にも気を配っている人である。
それでも、あなたの成長の過程に、私のかーさんの歯があって、その後、私のかーさんのあれこれを思うと、少しだけ複雑な気持ちになった。
人の歴史、人の過去、そして今なのである。

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