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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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叔父が亡くなったらしい。
「らしい」というのは、まさに「らしい」としか言えないから。
おとーさんが亡くなった時に、遠方に住む高齢の叔父叔母に遠慮して「無理しなくても」と言ったのがあだとなり、さらに留守だったにもかかわらず「長男一番先に連絡してこなかった」と立腹した実際には父とは義理関係にある母方の叔父を先頭に、つらつらと様々なもめごとが続いた。
今回亡くなったらしい叔父も義理関係であり、叔母は存命であるものの、おとーさんの時のもめごとにまぎれて、「香典」も届かなかった。ゆえに、ワタクシにもそれをする義務もない。
あの時、「今なんでも一人なんだから」と言った私に対して叔母は言ったのだ。
「あーーら、みーんな一人よ。あなたよりあの人のほうが若くて大変で」云々。
いい歳して、人が不幸な目にあったとき「人と比べて」あなたはましと言いやがった。
だから私は、「なんでも一人でやる」と決めて、家を建てた。喧嘩はしたけど、家を建てたという年賀状を出したいために、届かなくても「完成するまで」出し続けて、家の写真の年賀状を最後に切ってやった。
「家を建ててみました」あの言葉は、すべて叔母に送ったものだった。
実際は大変だったけど「なーーんともなかったわよ。家建てるって」そういう意味で。意地を張って。

もう一人香典の届かなかった叔母は、もめる以前に、おとーさんのことが嫌いだったから「仕事があるのよ」と、先手を打って、来ることも拒み、何も届かず、にもかかわらず「頼ってくれれば行ったのに」というきれいごとまで私の聞こえていないところで言っていたらしい。
実の父親の法事すら「仕事」だと言って欠席した人だし。重要なポジションにいるような仕事でもなく。

亡くなった人にどうこう言うつもりもなく、それは何があろうと、この世から亡くなることの無常とか、お気の毒な気持ちで一杯であるものの、生きている彼らにはなーーーんの気持ちも起きない。
今後もこうして私は置き去りなんだろうなと思うけど、もし「仕事があるのよ」と言った叔母に何かあって、連絡があったら、きっと言ってしまう気がする。
「私もおばさんと同じで仕事があるの」

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