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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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ピアノの稽古に行ったら、先生が「ワクチン接種日メールが来た」という。
先生は私より年上だけど、高齢者ではなく、私は職域で先生より1ヶ月早く接種している。
何より、先生には接種券が届いていない。
大体、申し込んでもいないのに、接種日と接種場所が勝手に決まるはずがない。
先生はそれを信じて、接種日のレッスンを休みにと言っているけど、生徒が来るたびに、そのメールを見せて、「おかしい」と言われ続けていた。私も同様。私の次のレッスンの私の連弾のパートナーにも言われた。
メールには名前表示はなく接種番号が記載されていた。
私の周りはみんな両親の接種申し込みを代行していたりする。果たして高齢の先生のお母さんが自分で申し込んだか否かはわからない。さらに、先生のアドレスにメールが来ると言うのは、どういう場合だろう。2回目までを先生が代行して、先生のアドレスを登録するとこうなるのだろうか。
お母さんはスマホが使えるのか、それとも電話で申し込んだのか。同居してるから聞けばいいんだけど。
ということで、おかしいとみんなに言われるまで、先生は、指定日に自分が接種に行くつもりだった。

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ヨガ教室は10回分のチケットを購入して、都度、自分で先生のところに行って、印をもらっていた。
ところが、前回から、自分で箱に入れて、先生が印を押して返すというちょっとだけやり方が変わった。
こちらから手渡ししないことで感染症対策課と言うと、結局、先生から直接返却されるわけだから、そうでもないと思う。
ではなぜそうなったか。自分で手渡ししていた時は、先生は、出席者と照らし合わせをしていただろうか。
していなかったとしたら、持って行ってもいかなくてもわからない。ということで、チケットを出さないやつがいたのではないか。そこで、先に提出させて、チェックして返却・・ってことかもしれない。

さて、以前、私が勤めていたパソコンの教室で、見逃しが合って、2ヶ月月謝未納者が1人いた。
月末に渡す月謝袋が、ちょっとした行き違いで渡されていなかった。彼女は、それを申告することなく、2ヶ月通い続けた。そして、発覚した。
バレちゃった・・という感じだった。まぁ、こちらが見逃したのだから、責められないところもあるけど、大胆だなと思った。2ヶ月分払って、その後、しばらくしてやめた。やめた理由は、忙しい仕事をしている人だったから、はっきりはしないけど。

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昨日、仕事から帰る途中、近所のおばさんが、歩いてきたなと思ったら、戻って、またこちらにきた。つまり同じところを往ったり来たりしている。
ここのご主人も、うちのおとーさんが亡くなった時は、元気に手伝ってくれたけど、もう杖なしでは歩けない。
もしかして、ご主人がおかしなことになって、うろたえて行ったり来たりしているんだろうかと、「どうした?」と声を掛けたら、
「1日家にいて運動不足だから、ここを歩いているの」
という。以前は、お友達同士でウォーキングしていたのに、お連れもなく、ずいぶん距離が短くなったなとは思ったけど、それ以上詮索せず。
おとーさんが亡くなって11年余。我が家が建って9年余。こちらのお宅ともいろんなことがあったけど、徐々に、こちらとの関係も私が「どうした?」と声をかける側になって「頼る」から逆転し始めているのかなと、ちょっと思った。

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たぶん、その好きと言う感覚は錯覚だと思う。
何年か前、某ピアニストの話を職場でした。苗字すら読めない2名が「ふーーん」と聞いていた。
その後、そのうちの1人が、偶然何かのコンサートでこのピアニストが出てきたと私に報告してきた。
特に「良かった」ではなく、私のお気に入りのピアニストを見たことを報告したかったようだ。
その後、職場にあった、ピアニストの記事メインの冊子2冊のうち1冊を、当初私が話したもう1名に渡していた。元々私がこのピアニストを話題にしたんだよなと思って、渡された1名に、「あれ?私にはないのぉ」と聞くと、けげんな顔ををした。苗字も読めなかったのに。
話は、渡したほうに戻る。
彼女は、最初から、「私が推しているピアニスト」という顔で、イベントに呼んで欲しいと押しまくる。ピアニストが弾くロマン派作曲家の曲のタイトルは1曲も知らないらしいけど。
さて、このピアニスト、最近クラシック界では、知らない人がいない地位に上った。上る過程・・つまりコンクールに出ていることを彼女は知らなかった。私と職場のボスが、予選云々話しても、何のことかわからない様子だった。
結果が出ると、また「有名になっちゃって高くなってとても来てもらえるような」どーのこーのと「私が見つけたピアニスト」として、周囲に推しまくる。
そうです、私は、聞かなければいいんです。「私がここで最初に話した」の「最初」は、なかったことになっても、知らんぷりすればいいんです。
でも、私は聞こえてしまうのです。そして、何もわからないやつに、知ったようなことを言われるのがとても嫌なのです。
私はピアノを弾きますが、良いとか悪いはわかりません。単に好きか嫌いかです。
でも、少なくとも好きな曲、作曲家の時代はわかります。
あなたの好きは錯覚です。私が話題にした日のことを思い出してください。偶然コンサートで見かけたとき「何とも思わなかった」自分を思い出してください。
私は、単に面白くないだけの心の小さい人間です。

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ひとつひとつ耳に入る言葉に反応してしまう自分がとても疲れる。
聞かなければいいのに聞いてしまう。
こだわる自分にうんざりする。

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