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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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私は10年くらい前、弁護士の事務所で仕事をしていた。
その仕事に就いたばかりの頃は、裁判なんてものに全く興味がなかった。
前任者から仕事の引き継ぎを受けながら、市役所に行った時に、ちょうどそのころ話題になっていた事件の裁判の様子をニュースでやっていた。
前任者は、
「今日判決だね」
と言っていたけど、私はこーいうものに全く興味がないけどいいんだろうかと思った。
でも、1年もしないうちに、こういうニュースに自然と目が向くようになった。
何度かここで触れたことがある気がするけど、弁護士ってのは感謝されることもあるけど、相手から恨まれることもある。
争いの真っ最中で、先方に弁護士が付いていないと、直接いやがらせの電話がかかってくることもある。
そして言うのだ。
「こっちも弁護士つけるからな」
先方にすると、これは最大の脅しのつもりだろうが、こちらとしては、この一言を聞くとほっとする。
つまり、本人からの嫌がらせがなくなり、無理難題押し付けてくることもなくなるからだ。
そんなこんなで、裁判員になるかもしれないと恐々としている人からすると、「裁判」ってものを知っているだけ、その怖さは少ない。
中で働いている人は、役所の人そのものだし。
私が仕事していた頃にいた裁判官は、当時の皇太子のお妃候補だったりした。ちょっとむっちりしていて、色気もなく、廊下で歩き食いしてる人だった。
今回の候補者の中には弁護士事務所の人もいたようだ。
どちらかというと選ばれたがっていた。
私は候補者じゃないからなんともいえないけど、進んで選ばれたいかといえばそうでもない。でも選ばれちゃったらじたばたしないかな。

これも何回かここで書いた気がするけど・・。裁判員制度が将来的に取り入れられるとされたころ、弁護士は、それに関わる演劇をやったことがある。
私は候補者だけど、夫が入院中で下の世話が必要だから辞退する役がまわってきた。
打ち合わせ中、自分はもう帰ってもいいんじゃないかと思うと、
「夫の下の世話が必要だから帰らせてください」
なんてこと言って、とんずらしたっけ。
実際の夫はいないけど、とーちゃんはいる。

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