2010/06/29 (Tue) 失格

ヘルパー教室時代の「特異キャラ」の彼女から久しぶりにメールが来て、今度は簿記とパソコンの職業訓練に行っているらしい。
前回の訓練の時は、ヘルパーではなく「福利厚生のしっかりした事務仕事」「楽な仕事」を目指すも、夢叶わず、なんとヘルパー職についた。
最初は仕事に燃えていたようだけど、結局体調崩して数カ月でリタイア。
ずっと「リハビリのつもり」のようで、今回の訓練もそれに該当するらしい。

かなりの巨体だったけど、病気で１０キロほど痩せたものの、本人いわく「まだ太っているので、仕事を見つけるためにはもっとやせなければ」
ということらしい。いつも食って寝て、早寝早起き、どんなに早く起きても、朝食の支度は両親任せの四捨五入５０歳では、痩せられなかろうと思ったので、「体を動かせば」と言ってみたら、話をそらされた。

本読んでカタカナ言葉を使うのがお好きな彼女は、十人十色の今の訓練生の中で、「ヒューマンスキル」を磨くとも言う。
さて、「人の車には乗せてもらっても自分の車には絶対人を乗せない」、「疲れたら、私は疲れたからやらないとはっきり言う」、「飲みに誘われても、次の日疲れそうだから行かないし、飲み会の持ち物が何なのかわからない」、「いくつになっても素敵な白馬の王子様（普通の人はだめ）が、人とお付き合いしなくても自分を迎えに来ると信じている」、「携帯のアドレス帳はほとんど使わず、メールが来たら手書きのアドレス帳からどこの誰かを判断し、電話の相手は両親くらい」の彼女は、どんなふうに磨かれるかな？
だいたい底意地の悪い私が見抜けずに、こうしてメールしてくるうちは失格。

海の見える職場に、今年の初めくらいから勤め始めた、とてもかわいくて、一生懸命な子が今月で退職するとあいさつされた。
二桁年数勤務のこわい先輩に負けちゃったかも。
なんだかこの子の一生懸命が好きだったから、結構残念。