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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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家族が高齢化するに従って、少なくはなるものの、夏と冬のご挨拶ってどーもこの頃、単に「面倒」なだけではない気がする。
我が家の場合は、すでに「上の人」への挨拶というものがなくなり、近い人との交換のみである。
となるとなおさら、そのお金で双方自分の欲しいもの買えばいいじゃないかということにもならないのか。
夏はいつもかーさんの出身地のそーめんを3件に送っている。
うち1件は、おとーさんの兄つまり私にとって叔父さんに当たる人がすでに亡くなっていて、叔母さんも高齢で、やりとりしているのはいとこ同士。

次の1件は、上記の弟つまりこれまた私にとっては叔父さん。いつも佐藤錦をいただくけど、先日、これを持ってきてくれた際に、叔父さんは「麺類がそれほど好きでない」ことが判明した。

最後の1件は、かーさんの友人で、おとーさんと同年代の女性。我が家とは違い「お嬢様」なおばさん。
こちらのお宅は、いつも冬のやりとりはしないのに、なぜか、去年の冬は「何が欲しいか」と電話で聞いてきた。
なぜいちいち電話で尋ねてくるかというと、かーさんが、自分の好みと違う肉食系の私とおとーさんのことを、
「うちのおとーさんと娘は難しい」
と言っていたようで、それがいつも頭にあるという。
私からすると、このお嬢様なおばさんの食生活もとても難しいと常々思っていた。手作りのちらし寿司やその他のお上品な料理をいただいたことがあったけど、かーさんでも、
「見た目はいいけど、うちで作った方がおいしい」
なんてことを言っていた。
でも、お嬢様なおばさまは「私たちが難しい」と思っている。
そして、今回の「何が欲しいですか?」に対しても、「ケーキは?」と言われ、
「とても好きですけど、家族が二人だけで、おとーさんは洋菓子はあんまり食べないので、生ものはもったいないです」
と答えていた。
とにかく
「あなたに難しい家とは言われたくないのよねぇ」
と思っているけど、先方は、
「どうしても欲しいと思われるものを差し上げたいの」
と、ある意味困ったことを言う。
私はできれば、食べ物より洗剤とか実用品の方がよっぽど嬉しい。
そう遠まわしに言っても、食べ物発想は変えられないらしい。

結局、ケーキが来た。
昨日「ケーキを少しだけお届けする」と電話があったので、おいしそうなのを2~3個かと思っていたら、ごくふつーのでかいケーキが6個入っていた。当然消費期限は本日。
若い家族なら「今日中平らげる」だろうけど、コレステロールが高くなって、中性脂肪も増え、それでも誘惑に負けている娘としては、非常に困る。
当然おとーさんもそんなに食べたがらない。
ということで、ご近所に2つおすそ分けして、とりあえず今日2個、明日2個。

ほんとにもうこの夏冬交換会ってなんとかならないのだろうか。
どちらかが先にやめる勇気、それでも送り続ける根気と善意。
あだになることもあると思うんだけど。

冬は、絶対「洗剤」と言おう。はっきり言おう。

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