2010/08/01 (Sun) 終焉

発表会を終えた。
いつもなら、自分の順番が近くなってくると、どうにもならない気持ちになっていた。
でも、今回は、
「あれ？あと３人で私？」
みたいな気持だった。

いつもの「弾きなおし女王」は、後半で止まったものの、最初に戻らず、数小節前に戻っただけだった。
大人の部が先週と今週に分かれて、プログラムを見ると、今週の方が全体のレベルが高いように思えた。
弾きなおし女王が失敗しないと、ちょっと困った。

そして私。
今回は最初に自分で書いた一言コメントを司会の先生が読み上げる。
読み終わったところで挨拶して弾き始めるところ、私ってば読まれている間に、楽譜を乗っけて、挨拶を忘れている・・・というより、挨拶をしたかどうかちょっと自分で分からなくなる（記憶障害）。
流れからして「挨拶していない」なと思って、えへへであいさつ。
これがよかったのかどうなのか・・・とにかく、いつも弾き始めで詰まる私が、「このピアノって鍵盤軽いんだな」と初めて意識できるほど冷静だった。
自分でも「いいかもしれない」と思えたほど。
がんばらなければならないところと、細かいところでいくつかはずした他は、なーんとか最後まで持ちこたえた。

先生から、
「最初が心配だったけど、いいなと思ったら、最後にちょっと疲れたかも」
と言われた。自分では疲れたのかどうかわからない・・というより、最後はあまり記憶にない。

きばったワンピースはトレンカで補ってもかなりきわどい丈で、後ろから見ると「ギャル」だったらしい。

今回はリクエストを貰ってから弾き始めて、何回か放り出して、本気で練習したのが昨年末。
これだけ長期間練習すると指も頭も音も気持ちもなんでも身につくものなのかもしれない。
冬のプチ発表会は軽めの曲をストックから選ぶとして、来年の曲も今から考えようかな・・・さて、来年の私は無事出られるのでしょうか。

終わっちゃったな・・という気持ちより、これからまた何もない日常であることが、今の私にはちょっと重い。