2010/10/04 (Mon) 対照的

編み物は、多少失敗しても着る。
３着編んで２着はなんとか着られるものが出来るようになった。
そして、最近の手作りブーム（ほんと？）に乗って、ミシンが欲しくなった。
今思えば、私は絶対編み物なんぞしないと思っていた。
リクエストすれば何でも編んでくれるかーさんが亡くなって、買うしかないと思っていたけど、どーしても欲しいモチーフスカートが見つからず、結局、それを目的に編み始めたら止まらなくなった。
人様から、器用と言われるが、こんな不器用な私でも、編んでいるのよと声を大にして（小声で言ってもでかい）言うと同時に、「ミシンの糸掛けもできないんですよ」と付け加えていた。
そんな私が、また新しいことに手を染めようとしている。
かーさんが使っていたミシンは家にある。
かーさんが病気で余命宣告を受けてから、糸掛けを教えてもらったりしていたけど、すぐに忘れた。
もしミシンを使うことになったらこれを使うんだろうと思い込んでいたけど、改めて考えてみると、このミシンはすでに２０年の月日が経過しているのだと気付いた。

そして、今日は家電量販店に行ってみた。
パソコンだの地デジテレビだのの中にミシンがちょこっとあった。
あるだけでも不思議だった。
とはいえ、どれをどーしたらいいかわからないので、カウンターの中の女性店員に
「ミシンのこと教えてほしい」
というと、
「今呼びます」
と言うので、しばらく待っていたら年配の男性店員が来た。
この人でいいんだろうか？と思ったら、やっぱりよくなかった。
私以上に素人で、全く答えになっていなかった。
だったら売るなよミシンなんか。
店の商品とは関係ないパンフレットがほとんどだったけど、とりあえずもらってきた。

話は、店員の説明に移る。
我が家の椿に茶毒蛾が発生している。つまり毛虫だらけだ。
これを見てから「椿」には、近寄れない。
同じく、今日、ホームセンターに行って、話を聞いた。
最初に聞いた人は、「詳しい店員が来ますから」と言って、呼んできてくれた。
すげー詳しかった。
スミチオンで退治するしかなく、本来幼虫のうちに撒いておくべきもので、発生してからはあまり効果がないこと、今撒くと、こいつらが「ぼとぼと」下に落ちるということだった。
「ぼとぼと落ちる」というだけで、卒倒しそうになったので、以降、
「子供がいる家庭だと痛かったり痒かったり」とか「葉っぱが全部やられる」という言葉も半分しか耳に入らず、
「子供はいない」「葉っぱはとりあえず毎年無事」と答えて、来年の幼虫退治目的に、スミチオンを買った。

という、２件の極端に違う店員の話のような、そうでないような・・・。