2010/12/12 (Sun) 筋道

怒ってばかりのクレーマーとしては、一応、それなりの筋道は立てているつもり。
おとーさんが亡くなって、四十九日をお寺に入れていただいたところで、墓誌を入れてもらうために、たぶんうちのお墓を頼んだであろう石屋に頼んだ。
たぶんというのは、私が子供だったし、石屋も代替わりしたようだしで、はっきりはしないけど、うちの電話帳におとーさんが電話番号を書いてあったから「たぶん」。
石屋の人が来て、ちょっと忙しいのですぐにはできないというから、四十九日が１２月１９日だというと、１２月初めには出来ると言われた。
出来たら、電話をもらって、私が見に行って、支払いをするということになっていた。
昨夜、ふと、まだ連絡が来ていないことに気付いた。
本当はもうちょっと前から「まだかな」とは思っていたけど、もうしばらくという寛容な気持ちもあった。

すでに四十九日まで１週間だし、完成を見に行かないまま、法事というのはどうだろうかと思ったので、電話をした。
ここからがクレーマー手順で、まず、もしかしたら電話をもらっていたものの、留守だったとか、だいたい、全然墓参りに行かない私も私だから、念のため、
「連絡いただいていたのでしょうか」
と聞いてみた。
残念ながら出来ていなかった。
「来週中にやります」
っていうけど、仕事をしている私としては、対応できない。
私「頼んだのは１１月初めですよね。そちらが忙しいっておっしゃるから、１２月初めでもいいからって待ってたんです。四十九日が今度の日曜日なんですよ。こちらも仕事があるから、出来たって言われてすぐ見に行けるわけでもないんですよ。法事までに確認しなきゃならないでしょ。明日の午前中にやってください！午後から見に行きますから」
石屋「うーん」
私「うーんじゃなくて」
石屋「わかりました」

仕事が終わって暗くなって墓を見に行くのは嫌だと言いたかったけど、そこまでは言わなかった。
この石屋ともこれっきりだろう。
なぜなら、今度うちの墓に刻まれる墓誌は私の戒名だから、私の知ったこっちゃない。何言ったってへーきだ。

そして、家族でやってる石屋は、今日作業したようで、夕方近くに電話があった。私がすぐ見に行くと思ったのか、
「明日の午後見に行きます。前にお話しがあったように、見に行ってから支払いますから。」
というと、なんとなく「え？」と言う感じで「そうですか」と答えた。
やればできるじゃないか。
だいたい、払う方にとってはそれなりの金額でも、墓石を建てるのと比べて、墓誌なんで安いもんだから、後回しになっているような気もする。

まだまだおとーさん亡きあとの色々な残務がある。
必要なところが休みの日曜日は、家であれこれやって、動いている日に出かける。
明日は、午前の来客、午後から墓や銀行、歯医者と、徹底的に対外的。
私はこういうまとめ方た生活サイクルになっている。