2011/01/12 (Wed) 長旅

海の見える職場の帰り、電車に乗っていたら、車掌さんに、名古屋まで鈍行で行きたいと話をしている人がいた。
新幹線では、行きたくないとか、女房がうるさいとか、だからなんだろうという話を繰り返している。
車掌さんは、声そのものが横柄で、さらにでかく、結局何が言いたいんだよという苛立ちも隠さない。ホントはいい人なのかもしれないけど、相当損なタイプだし、もし私が話をしていても、最後には怒るだろうな私という感じの応対だった。
この車掌（突然「さん」が取れた）は途中駅交代らしいけど、
「じゃその時にまた聞くよ」とその客がいうと、
「停車時間が短いです」
と答えていた。どっちもどっちな会話であった。

海の見える職場は、４月からまた面倒なことをやらなければならないらしい。
年寄りはもうそんなの嫌だ。

うまくいけば発表会で着ようと思っている手編みのワンピースに「どこかわからない間違い」が昨夜発覚した。
いまだにどこがどうなのかわからずほどくこともできない。
なんとなく見るのも嫌になっている。

会社に先月末から新人（男）が来た。
３０歳を超えて職歴がほとんどない。
基本うちは事務仕事メインではないけど、伝票書いたりお金を受け取ったりはする。
昨日、赤い伝票を書かせたら、金額の前につけるべき「￥」を左の端の方に書き、これじゃ意味がないから書きなおした方がいいともう１枚伝票を用意して持って行ったら、自分の書いた「￥」を横線でなく、ぐちゅっと黒く塗りつぶしていた。
３枚複写の領収書は、複写の意味わからず、３枚目だけ書けばいいと思っていた。
これらの手順が何度言っても飲み込めない。人と付き合っていないから、人はこれをどう思うだろうという想像力が全くない。
同じ人２人に２度続けて「あけまして」のあいさつをしている。
「今日のこれからの予定は？」と聞くと、「さぁ？」と答える。

言いたくて仕方ないけど、いくらなんでも面と向かっては言えない。
国立大学出身のバカ。