2011/08/16 (Tue) 頼朝がトオル

夏祭り２日目。
毎年恒例の芸能人頼朝が馬に乗って町を行く。
今年の頼朝は風間トオル。去年はよく知らない人だったけど、今年はよく知っている人でよかった。





頼朝以外に、市内の学生も馬に乗るし、馬には乗らない（でかすぎる）バレーボール選手もこの暑いのによろいをまとっている。
毎年のことながらあんまり記憶にないんだけど、いつもはこの人たちが頼朝より先だったんじゃないかなと思った。でも、今年はみんな頼朝の後。
見物人は、「トオルさん」を追いかけていて、トオルさんの後ろにいる付録は忘れ去られているようで気の毒だったから。
いつもどうだったっけ？

行列までちょっと時間があったので、私の職場が入っているビルの染め物展示に行ってみた。
かなり前にここで話題にしたけど、私が２０代の頃、某アーティストが好きで、同じ趣味の人たちをまとめていたことがある。
そのまとまりに入ってきた私より５歳くらい年上の人が、時を経て、別方向に走っている。
着ているものはいつも「藍染」で、時々どこぞの店のカウンターで「自然のものをどうの、環境がどうの」と弁舌をふるい、自分の思想に近い活動家が立候補する選挙のビラ配りもする。
そして、彼女の話をするとだいたい誰もが、「よく見たことがある変わった人」と言う。
今日もこの染め物展の主催者のトークイベントに参加していて、最後まで残っていた。
ビルの受付の人にその話をしたら、やっぱり「よく見る」と答えた。

私は、先方が「知っている」顔をしてこっちを見ることがあるのを意識したことがあるけど、「気付かないふり」をしている。
私はビラ配りも藍染の洋服も店のカウンターの弁舌も賛同しいないし、押し付けられるとケンカするからさ。