2011/08/24 (Wed) 体力なし

かなり久しぶりにピアノに行った。
本当は、発表会の後、８月初めのレッスンだったけど、耳をやられていたので休んで、さらに昨日はお通夜が入ったので、今日に変更してもらった。
もう発表会の曲を弾くこともないので、新しくグラナドスなんぞの楽譜を用意して行った。
あらかじめCDまでネットで安く仕込んで、聴いたり弾いたりしていたら、妙にためを作った曲になってしまった。
これでいいんだかどうなんだかという「作りすぎた出来」だった。

ハノンもずっと続けてきた連弾も、なんとなーく今一歩だった。
発表会を終えて気が緩んでいるかと言うと、家ではそれなりに練習して仕上げているのだけど、仕事を終えて教室に行くと、めっきり体力が低下して、集中力が持たず、てんでバラバラな曲になってしまった。
また来週もレッスン。それまでに何ができるんだか。

突然、芸能人約１名が引退して、大騒ぎになった。
人によって好きか嫌いかの分かれる人だった。
私はというと、好きだった。ちなみにおとーさんも彼が好きだった。
おとーさんはよく、反応が早い人のことを「出口（でくち）がいい」と言った。
ゆえに、彼はおとーさんにそう言われていた。
私も彼のこの反応の速さが好きで、こんな「おもろい毒」を持つ人でありたいと思っていた。

自分が持っているな、得意だなと思うことがあると、同じくそれを得意としている人がわかるし、それを認めたいと思う。

身近なところにいるある人は、自分の得意なことについて、同じ匂いがしても相手を認めない。
以前、某放送局の人に突如インタビューされて、いきなりだったからちょっと難しくて、こう答えたというと、
「単純ね」
と言われた。
この人の反応は、わりとこういうのが多い。決して反応が早いとは思わないけど。

繰り返しになるけど、自分が得意とすることについて、相手にも同じ匂いがしたらそれを「讃える」ことができる人が、ホントに頭のいい人だと思って、私はそれを目指している。

結論、私は島田紳介の次の言葉を期待するより早く出てくるその言葉に負けていたので、相当好きだった。
ゆえに、ものすごく残念である。