Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
海の見える職場に来ている同業者と帰りの電車が一緒になった。
医療に携わる人間で、自分も大病を経験しているにもかかわらず、自分に該当しない病気のことを大声で話題にして笑う。
「数珠に見えるようなブレスレットをつけて、末期の患者の家に行っちゃってさ、わはははははは・・」
「私は医療だけど、パソコンを習いに来る求職者は、じーさんだったり精神的にどうのこうので、大変で」
以前こいつに、認知症の親の困ることという話をしたら、
「認知症の人はね、さっき聞いたよって言っちゃいけないんだよ」
という、百も承知のことを「教えて」くださった。
人の痛みもわからず、紙の上の常識だけで生きている人間は、海の見える職場の若者のウケが悪い。
医療に携わる人間で、自分も大病を経験しているにもかかわらず、自分に該当しない病気のことを大声で話題にして笑う。
「数珠に見えるようなブレスレットをつけて、末期の患者の家に行っちゃってさ、わはははははは・・」
「私は医療だけど、パソコンを習いに来る求職者は、じーさんだったり精神的にどうのこうので、大変で」
以前こいつに、認知症の親の困ることという話をしたら、
「認知症の人はね、さっき聞いたよって言っちゃいけないんだよ」
という、百も承知のことを「教えて」くださった。
人の痛みもわからず、紙の上の常識だけで生きている人間は、海の見える職場の若者のウケが悪い。
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