2011/10/13 (Thu) 合掌

おとーさんの一周忌を前に、お供物（でいいのか？）の果物をどこで頼もうか検討していた。
数日前、歩いて行けるスーパー４件に問い合わせた。
１件目
取り扱いなし。

２件目
問い合わせているときに、ここは寺から一番遠いから、他も当たってみようと思い、とりあえず取り扱いだけ確認するという変な電話になる。

３件目
まず電話に出た女性に聞いたら、なんだか「ボンクラ」な声のにーちゃんに変わり、全く用件が伝わっていなかったので、しかたなくもう１回説明したら「カゴに入れます」と言われた。私の思い描くカゴは、葬儀のときなんかに参列者から届く名前入りのカゴのイメージだったので、カゴじゃなくていいんですけど、というと、「黄色い箱ってのもあって・・」と色まで出てきた。あまりにボンクラな感じだったので、心配になって、
「とりあえず、また電話します」
と言ったら、
「今頼むんじゃないんですか」
なんて生意気なこと言いやがった。
でも、近いという意味では、この店かなぁと思案しながら、
４件目
まずまずの対応でここでもいいかなぁと思うものの、距離的に少々遠い。

ということで、まだ日にちもあるし保留にしていた。

空間認識が弱く方向の定まらない私は、海の見える職場の帰りに、いつもの職場に戻るところで、ちょこっと違う道に入り込んだらわけがわからなくなった。まさにけがの功名で、果物屋を見つけた。
ネットで店情報をチェックして、頼むことを前提にここに行った。
なかなか男前（イケてる）にーさんがやっていて、私の前の人も法事用に頼んでいた。
ちょっと見栄張って高いのを頼んでいたけど、私は安いのにした（おとーさんごめんよ）。
ブログもチェックしてますよなんてことを言うと、先方は、いい人的な話をし始め、止まらなくなった。
ちょうど次の客が来て、そこでやっと止まった。
最後に合掌して挨拶された。まぁ間違いがなさそうで誠実なところは二重丸。
おまけに届けていただけるし。

さらに、海の見える職場の人に、着物を買い取ってくれる店の話を聞いたので、そこに行ってみた。
以前イベントホールの仕事をしていた時に、着付け教室で部屋を借りている先生がここの関係者らしかった。
着物だけでなく、結婚式の引き出物なんかも引き受けてくれるらしい。
もうちょっと早く聞いていれば箱を処分しなかったのに・・と思うものがあったので、残念そうに言ってみたら、
「あらら・・未使用なのが分かればいいですよ」
とも言われた。
家に帰って早速ほじくり出してみた。引き出物といっても、はたしていつのものだろうと言うようなものまで、だめもとで出してみた。
本来の処分は着物だし。

ある程度まとまったら来てもらえばいいらしい。

ということで、海の見える職場への通勤は、面白い情報を得られるものだなと思った。
明日も行くけど、何かいいことないだろうか。