Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
私はあまり映画を見ない。
以前、イベントホールの事務をしていた時、旧作映画を500円で2本見られるという正月の催し物があった。
この企画の第1回目は、寅さんと釣りバカ日誌だった。
外に出ることの少ないおとーさんに、この話をしたら、簡単に「行ってみたい」という答えが返ってきた。
といっても私はこういう催し物の日は仕事なので、ボケたおとーさんに一人で来てもらわなければならないのは、少々不安だった。
その不安をよそに、おとーさんは一人でやってきた。なんだかほめたい気持ちになった。ついでに近所の人と一緒になったりで、なかなか楽しい時を過ごしたらしい。
そして翌年、私はすでにこのイベントホールのスタッフではなかった。この年も同じような正月の催し物があった。
映画が好きではない私は、おとーさんだけ行かせたかったけど、そうもいかないので、お付き合いした。
今回は、釣りバカ日誌とAlways3丁目の夕日だった。
それらに知識のない私は、3丁目の夕日ってのは泣ける映画なんだとここで初めて知った。
さて、おとーさんは意味がわかったかどうかは定かではないけれど、とにかく喜んでくれた。
この催し物は赤字覚悟の正月の余興みたいなもので、大ホールに数えるほどの人しか来ていなかったので、翌年は別の催し物に変わってしまい、おとーさんと二人で映画に行くこともできなくなった。
Always3丁目の夕日の新作が話題になっている。
なんだかこの時のことを思い出す私であった。
以前、イベントホールの事務をしていた時、旧作映画を500円で2本見られるという正月の催し物があった。
この企画の第1回目は、寅さんと釣りバカ日誌だった。
外に出ることの少ないおとーさんに、この話をしたら、簡単に「行ってみたい」という答えが返ってきた。
といっても私はこういう催し物の日は仕事なので、ボケたおとーさんに一人で来てもらわなければならないのは、少々不安だった。
その不安をよそに、おとーさんは一人でやってきた。なんだかほめたい気持ちになった。ついでに近所の人と一緒になったりで、なかなか楽しい時を過ごしたらしい。
そして翌年、私はすでにこのイベントホールのスタッフではなかった。この年も同じような正月の催し物があった。
映画が好きではない私は、おとーさんだけ行かせたかったけど、そうもいかないので、お付き合いした。
今回は、釣りバカ日誌とAlways3丁目の夕日だった。
それらに知識のない私は、3丁目の夕日ってのは泣ける映画なんだとここで初めて知った。
さて、おとーさんは意味がわかったかどうかは定かではないけれど、とにかく喜んでくれた。
この催し物は赤字覚悟の正月の余興みたいなもので、大ホールに数えるほどの人しか来ていなかったので、翌年は別の催し物に変わってしまい、おとーさんと二人で映画に行くこともできなくなった。
Always3丁目の夕日の新作が話題になっている。
なんだかこの時のことを思い出す私であった。
PR