2012/03/07 (Wed) 住人

うちの隣にかなり古いアパートがある。
といっても、３世帯だけの小さい家で、そのうち１件に数ヶ月前、新しい入居者が入った。まぁアパートだから仕方ないんだろうけど、引越し挨拶なんて１０件に１件で、今回も勝手に入った。
大家が不動産屋に任せきりだからか、時々とんでもない入居者が来たりする。
とんでもないの中には警察沙汰になったなんてのもあるし、突然いなくなったなんてのもある。
ゆえに、どうもここに新しい人が来ると「またどんなの来たんだか」という疑いのまなざしを向けてしまう。

今日は、ゴミ集積場で、中学時代私の家庭教師をしてくださった方にお会いした。
そこでなんと、今回の入居者はこの先生の弟さんご夫婦だと言うことがわかった。
そーれで、数日前この人に近くで会ったんだと納得した。

家庭教師をしていただいていた頃は、この先生のお宅に伺って、ご兄弟姉妹とすれ違うと、片っ端から「こんにちは」の挨拶をしていた。
弟さんは、すんげー頭がよくて京〇大学出身である。
親の代からの乾物屋さんをついでいたけど、最近廃業して、この古いアパートに来た。
時々胡散臭い目で見られるこのアパートになぜ来ちゃったんだろう。
今度は挨拶しておくれよ。結構長い住人なんだからさ私は（ったくうるせーばばあだ）。