Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
いつもより少し遅れて桜咲く。
多少風はあるものの、昨日今日と天気もよく、たとえ必要に迫られてということであろうと、気持ちがよい。
年配のご夫婦が桜を愛でながら歩く姿もたくさん見かけ、自分の両親ともダブる。
おとーさんは、お泊まり旅行はする気はなかったけれど、定年後は、かーさんと二人でこんな風に季節を楽しむつもりでいた。
でも、定年後ほっとする間もなく、かーさんが病気になってしまい、どこにも出かけられず、最後はたたみ1畳にちんまり収まって、日々を送っていた。
かーさんは、日帰りであちこちは希望ではなかったけど、老後を楽しむ気持ちで一杯だったのに、ほとんど老後がないまま逝ってしまった。
ごく普通の家庭、何がどうということのない一般的な家庭ではあったけど、おとーさんもかーさんも、中途半端で満足のできない一生だっただろうなと思う。
そんなことを考えながら、台車を押して荷物を運ぶ私。
あと2週間・・私の新しいことが始まる。
私のこれからは、満足を与えてくれるだろうか。
これはがんばっているということになるのだろうか。
多少風はあるものの、昨日今日と天気もよく、たとえ必要に迫られてということであろうと、気持ちがよい。
年配のご夫婦が桜を愛でながら歩く姿もたくさん見かけ、自分の両親ともダブる。
おとーさんは、お泊まり旅行はする気はなかったけれど、定年後は、かーさんと二人でこんな風に季節を楽しむつもりでいた。
でも、定年後ほっとする間もなく、かーさんが病気になってしまい、どこにも出かけられず、最後はたたみ1畳にちんまり収まって、日々を送っていた。
かーさんは、日帰りであちこちは希望ではなかったけど、老後を楽しむ気持ちで一杯だったのに、ほとんど老後がないまま逝ってしまった。
ごく普通の家庭、何がどうということのない一般的な家庭ではあったけど、おとーさんもかーさんも、中途半端で満足のできない一生だっただろうなと思う。
そんなことを考えながら、台車を押して荷物を運ぶ私。
あと2週間・・私の新しいことが始まる。
私のこれからは、満足を与えてくれるだろうか。
これはがんばっているということになるのだろうか。
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