2012/04/15 (Sun) わたしたちのいえ２

ただひたすらわたしたちのいえ。
おとーさんとかーさんとそしてわたしのいえ。


晩年、たたみ１畳におとーさんは収まっていた座敷。


私とかーさんが一緒にパッチワークをしていた居間。


かーさんの嫁入り道具「桐のタンス」


なかなか片付いたところを見たことがないキッチン・・というより台所。


ほとんどお客様を迎えることのなかった「洋間」と呼ばれていた外の景色のよい一室。


椅子が古くなって高さ調節ができず、座布団を重ねて弾いていたピアノ。


私が作ったトイレのカーテン


空き巣に入られた時、おまわりさんに「ここは荒らされたのではないのか」と疑われるほど散らかっていた私の部屋。ここから外のベランダに出ていたので、外用のスリッパが転がっている。


ずっと掛けられていた一昨年の１０月のカレンダー。ボケたおとーさんが、日にちを確認するためにチェックをしていた。１０月２８日に「ゴミ」出しして、その日のうちに入院して帰って来なかった。

あしたこのいえがなくなる。
はんとしごにここにあたらしいわたしのいえがたつ。