2012/04/17 (Tue) ありがたいありがたい

引越しだの解体だののどさくさで陰に隠れたけど、我が家の斜め向かいに住んでいたお年寄りご夫婦のうちご主人が亡くなって、土曜日に通夜に行ってきた。
このご主人は町内の役員も引き受ける人だったけど、子供のいないご夫婦だったので、晩年は精神的に不安定になりがちな奥さんの面倒を見ていたものの、今度はご主人の方が歩けなくなり、結局、夫婦別々の施設に入った。
町内からも抜けてしまったからか、葬儀の日程表は回覧されず、そこでまた昨日、私に対してご立腹だった親父があれやこれや口を出して町内が混乱したらしい。
通夜に行ってみたら、親族席に７~８人いたものの、喪主である奥さんは亡くなった事実も知らされていないし、元々家内工業のような下請け仕事をしていて、会社の付き合いもなく、親族も関係が遠いことからその友人関係も皆無で、私たち町内の人間が親族席に固まった。
親族の挨拶は一番関係の近い「姪」で、やけに長い演説だった。この人が、仕切ったようだけど、翌日の葬儀はもっと人数が減って、親族の他町内はわずか４人だった。
私もおとーさんは家族葬にしなかったからあれこれ言えないけど、これは「家族葬」にしていたら、もっとしめやかでいい葬儀だったんじゃないかなと思った。

昨日は、夕方現場を見に行ったら、すでに終わっていたものの、元から時々ガタついていた門が互い違いに食い込んでしまい開かなくなっていた。逆に開いていたのは玄関。
門が開かないから閉めることもできず、開けっ放しの玄関は何ともみっともなかったので、今朝、注意しに行った。
開けて帰ったこと自体記憶になかったらしく、「やっぱ開けてっちゃったんだ」と顔を見合わせてまずいことをしたと言う顔になっていた。
それほど怒ったわけじゃないけど、やっぱり注意は必要である。

パソコンを勉強に来ている人達が、今度の引越しは手伝うよと言ってくださった。
ありがたい、ありがたい。
でも、たぶん一人でやるんだよね、意地っ張りめ。

それにしても仮住まい長屋の隣のじーさんのテレビはでかい。
歌も言葉もすべて聞こえるぜ。
これでじーさんらしく早起きだったりしたら、即、逃げたいところだけど、案外よく寝てくれて、朝は７時頃起床。
ありがたい、ありがたい。