Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
菩提寺のご住職の本葬に行った。
檀家といっても、当然末端なので、本堂には入れず、外でモニターを見ていた。
これが昨日だったら炎天で大変だったという話をしている人もいた。
亡くなったご住職のお経は浪花節のようで渋くて、私はとても好きだったけど、今日のお経は、声に貫禄がなくてあまり好きでなく、ご住職がお気の毒だなどと思うのは、偏った私の意見。
ご住職は娘さんしかいなかったので、後を継いだのは甥に当たる37歳だった。まだまだ不慣れな様子で、自分はさておき、
「まだまだ修行が足りんな」
などと、姑のようなことを考えていた。
途中、隣のおばさんが、私のパイプ椅子の背もたれに肘をついてきて、なんだよこいつと、わざと姿勢を正して肘を押しのけてやったけど、終わった後パイプ椅子をたたむように指示され、うまくいかず苦戦していたら手伝ってくれたので、押しのけたことをほんの少しだけ反省した。
涅槃門だのなんだのをぐるぐる回るのを見学したけど、ご住職の娘さんたちは、顔が時々笑っていて、これまた好きにならん奴らだと心の狭い私は考えた。
納骨までは残らず帰る人が多く、私もそこに混ざっていたら、たまーにここに記事として登場する人を見かけてしまった。
その人は、かなり昔某ミュージシャンのファンで、私も同様だったことから知り合いになったけど、その頃からちょっと変わっていた(人のことは言えないが)が、最近は思想的にも相当偏ってきていて、自然のものが云々、ところ構わずいろんなところでアピールしているのを見かけたことがある。そしてこれも自然のもの云々へのこだわりなのかいつも藍染のつなぎに同様の頭巾をかぶっている。
いくらなんでも葬儀で藍染ということはなかったけど、喪服は黒ではなく微妙に藍がかっていて、頭巾もやっぱりかぶっていた(今回は帽子的)。
知った顔をすると、たちまちこちらにやってくる予感がするので、どこで見かけても「知らない人」という振る舞いをすることにしている。
今日も、さっさと退散し、一度家に戻って、寺でもらったものを開けて、そのうちお菓子を1つ食べて、教本を入れるケースのような物をもらってしまったけど、使わないのは分かっていても捨てるなどという「バチあたり」なこともできず一応しまってから着替えて、夕飯の買い物に行った。
そして、その帰り道、会ってしまったのだ彼女に。
私同様着替えていて、やっぱり藍染だった。
本当は徒歩直進したかったけど、「きたー」と思ったので、くるっとまわれ右して、別の道を選んだ。彼女はいつも自転車である。歩道にとまった車を降りて避けるのに四苦八苦していた。自転車なんだから歩道にこだわるなよと思った。
四苦八苦する理由は他にもあった。彼女の自転車の荷台にはでかい荷物が乗っていた。よくこれで運転するよなぁという感じの行商のような様相であった。
何を基準に「変わった人」というかは定かではないけど、たぶん10人中9人変わった人というだろうなと思う。ちなみにお花の先生も、以前勤めていたイベントホールのスタッフもそう言っていた。私を含め3人中3人だな。
私は10人中8人くらいかな。
檀家といっても、当然末端なので、本堂には入れず、外でモニターを見ていた。
これが昨日だったら炎天で大変だったという話をしている人もいた。
亡くなったご住職のお経は浪花節のようで渋くて、私はとても好きだったけど、今日のお経は、声に貫禄がなくてあまり好きでなく、ご住職がお気の毒だなどと思うのは、偏った私の意見。
ご住職は娘さんしかいなかったので、後を継いだのは甥に当たる37歳だった。まだまだ不慣れな様子で、自分はさておき、
「まだまだ修行が足りんな」
などと、姑のようなことを考えていた。
途中、隣のおばさんが、私のパイプ椅子の背もたれに肘をついてきて、なんだよこいつと、わざと姿勢を正して肘を押しのけてやったけど、終わった後パイプ椅子をたたむように指示され、うまくいかず苦戦していたら手伝ってくれたので、押しのけたことをほんの少しだけ反省した。
涅槃門だのなんだのをぐるぐる回るのを見学したけど、ご住職の娘さんたちは、顔が時々笑っていて、これまた好きにならん奴らだと心の狭い私は考えた。
納骨までは残らず帰る人が多く、私もそこに混ざっていたら、たまーにここに記事として登場する人を見かけてしまった。
その人は、かなり昔某ミュージシャンのファンで、私も同様だったことから知り合いになったけど、その頃からちょっと変わっていた(人のことは言えないが)が、最近は思想的にも相当偏ってきていて、自然のものが云々、ところ構わずいろんなところでアピールしているのを見かけたことがある。そしてこれも自然のもの云々へのこだわりなのかいつも藍染のつなぎに同様の頭巾をかぶっている。
いくらなんでも葬儀で藍染ということはなかったけど、喪服は黒ではなく微妙に藍がかっていて、頭巾もやっぱりかぶっていた(今回は帽子的)。
知った顔をすると、たちまちこちらにやってくる予感がするので、どこで見かけても「知らない人」という振る舞いをすることにしている。
今日も、さっさと退散し、一度家に戻って、寺でもらったものを開けて、そのうちお菓子を1つ食べて、教本を入れるケースのような物をもらってしまったけど、使わないのは分かっていても捨てるなどという「バチあたり」なこともできず一応しまってから着替えて、夕飯の買い物に行った。
そして、その帰り道、会ってしまったのだ彼女に。
私同様着替えていて、やっぱり藍染だった。
本当は徒歩直進したかったけど、「きたー」と思ったので、くるっとまわれ右して、別の道を選んだ。彼女はいつも自転車である。歩道にとまった車を降りて避けるのに四苦八苦していた。自転車なんだから歩道にこだわるなよと思った。
四苦八苦する理由は他にもあった。彼女の自転車の荷台にはでかい荷物が乗っていた。よくこれで運転するよなぁという感じの行商のような様相であった。
何を基準に「変わった人」というかは定かではないけど、たぶん10人中9人変わった人というだろうなと思う。ちなみにお花の先生も、以前勤めていたイベントホールのスタッフもそう言っていた。私を含め3人中3人だな。
私は10人中8人くらいかな。
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