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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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家を建てると決めたのが、去年の夏、それから数ヶ月かけて業者を選定した。
わがままな施主だけど、昨日言ったことと今日言っていることが180度違うということだけはない。実際そういう施主がいて、それに比べれば問題ないと(そんな比較もどうかと思うけど)ある業者に言われた。
そしてどの業者にも言ってきたのが「上棟式はやらない」
最近はこの傾向にあるようだし、そんなに無茶を言っているわけでもなく、どの業者もそれをすんなり呑んだ。
1社だけ、世襲業者が「やってほしい」と言っていたけど、最初の顔合わせは、専務にあたる父親まで来たので、その顔もあるんだろうなと思った。
その時は、「やってほしい」の意味を深く考えず、儀式的なものと考えていた。
それが違うのだと今頃知らされた。
つまり、祝儀。
この儀式で職人への祝儀を慣習としている業者は、業者そのものの顔というのがあって、それを施主に求めてくる。
私が選定した業者は、上棟式はやらないをすんなり受け入れたのに、いざ、時期が近くなると、棟梁への祝儀、当日手伝いにくる職人への祝儀、10時の休憩のお茶、昼の弁当、帰りの土産を7割の施主が出していると言ってきた。
それに加えて「上棟式をやるかどうか」とも聞く。
私は上棟式はやらなくても、来てくれる人に弁当やお茶はどうかとは以前聞いた。その時は、祝儀の話なんでこれっぽっちも出ず。
改めて見積もりを確認する。
地鎮祭や、自分たちには直接関係のない仮住まい・引越し費用も概算で入れてきているのに、上棟式だけは、何回か出し直された見積もりの最終に「お施主様による」とあり、それまでは記載そのものがなかった。
7割がやると言われて、さてこの業者の施主はどう考えるだろう。
やらなければ、来てくれた職人の扱いが雑になるんじゃないか、人と違うのはどうか?日本人だからそう考える。
そして、この工務店の職人の扱いは慣例化し、3割を例外的に扱う。
これが1万や2万ならそこをケチるのもどうかと思う。そんなもんではない桁が違う。
早速、過去に新築経験のある数人に聞く。
何もしないという意見が数件出る。
大工の知り合いもそんな高額の祝儀でなくていいし、昼食も出さないことが結構あると言う。
私は何もしないとは言っていない。棟梁との付き合いもあるし、棟梁への祝儀がどういうものかも聞いた。祝儀の話が出るまでは「昼食」を考えていた。
昔のように、現場で飲めや唄えやのドンチャン騒ぎはしなくなったものの、統一された上棟に対する考え方というのがなくなってきている。

それなら言うべきだろう。
うちは、ずっと上棟の手伝い職人には祝儀を出します。お施主さんの7割はそれにお金を使っています。
それでもいいというなら、うちで建ててください。

医者と同じ、ここまで来てしまったら業者を変えるわけにも逃げるわけにもいかない。
人質になったも一緒である。

非常に不愉快。

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