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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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年がら年中自分の家を見張っているわけではないので、仕事を終えて見に行ったところで、変化を確認していた。
解体屋から始まって、水道屋、基礎屋、外構と次々業者が入れ替わって、今日は、長いお付き合いになる大工の棟梁に会った。
工務店の話だと声が小さくて寡黙な人ということだったけど、それほど声も小さくなく、ちゃんとおしゃべりしてくださった。
私が子供のころ、家半分新築、残り半分リフォームを経験しているけど、かーさんが、大工さんは仕上がった家を見られないという話をしていた。
リフォームにかかわった大工さんんは、仕上がりを見に来たりした。
何の仕事もそうだけど、自分の役割を把握して、機械的に次々仕事をこなしていくってことかな。どんな大きな家でも、基礎屋は基礎だけしっかり仕上げたら、さて、また次の基礎。そんなものなんだな。
自分の家にいろんな業者がかかわっていくんだということを改めて実感した。


ということで、基礎の上に、こんな風に木が乗っていく。
手前のアジサイは、数を減らしても減らされることのなかったアジサイ。

昨日の照明の話から、すでに蛍光灯のプランも出ているらしい。
今後、絶対、白熱がなくなるというわけではないにしろ、変化はしていくのだろうし、家を建てる人の考え方もどう変わっていくかというような話を、現場監督とした。
うちの工務店の社長は、生活のしやすさよりまずデザインというところが否めず、私のような昔育ちはまだダウンライトも経験がないけど、たぶんそれほど明るい家にはならないことは想像できる。実際、この工務店で建てた人が「暗さになかなか慣れない」とブログで語っていた。
ハロゲンと蛍光灯で、明るがどうなるかというのも私にとっては、考えなければならないところ。人間は老いていくのだ。もちろん見た目にもこだわりたいけど、そんな自分をいたわってくれるような住まいでなくてはならない。
浴室入口も引き戸に変更した。

手の痛さや、視力の衰えは、体の変化を自覚し受け止めるだけでなく、こうした時に、「だからこうでなくてはならないのだ」という気づきでもある。
利用しない手はない。
何事も後ろ向きあってはならない、ガツガツ生きるのが私ってことだ。

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