Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
私は、今の仮住まいに4月12日に引っ越してきた。引っ越し料金としては、もっとも高い時期をほんの少しはずれただけで、充分高い時期だった。
本当は工務店から解体の日にちを示されたとき、料金ピークの4月始めを予定しなくてはならなかったが、とにかく料金が高すぎて、なんとかしてくれと工務店に訴えて、設定を変えてもらった。今思えば、転勤でもないのに、こういうところに私のような立場の人間に引っ越しをさせる工務店もどうかとは思っている。
そして、私はこの引っ越し業者選定に苦戦し、寝込むのではないかと思ったほどだった。家を建てるよりよほど大変で、引っ越し業者に
「私が本当にやりたいことが引っ越しなのか家を建てることなのかわからなくなった」
と泣き言を言ったほどだった。
うちの工務店の引っ越しをある程度こなしているサカイの営業が最も強引だった。思えば、こいつの言うことをすべて録音しておかなかったことを今でも後悔している。
なぜなら引っ越し当日こんなことがあったからだ。
その時、担当は、
「後で行くって言ってませんでした?」
という、誰が考えてもつじつまの合わない言い訳をした。
そして、新居への引っ越し時期が近付いてきた。
不満はあるものの、まずサカイの当時の担当に電話をした。
こいつはラフな話はできるものの、何を考えているか読めないことがある。
私が引っ越しの日にクレームをつけたことを覚えていて、二度とやりたくないと思っているのか、あるいは、往路を受けていれば復路は自分たちがやると最初から思っているのか、引っ越し業者という、知っている人は知っている、知らない人にとっては信じられない世界のうちの、「知っている人」ならわかるんだろうけど、私は「知らない人」なので、真意が読めない。
そして、なかなか見積もりが届かないので催促したら、別の町名を書いて返送されてきたんだそうで、再度、送られてきた。今度は名前が違っていた。
そして、金額は、もっとも高い時期からほんの少しずれた4月12日の料金とベースは同じだった。
私はこれに加えてリサイクルも依頼しようと思っていたので、それなりの金額になる。
最初に出てくる見積もりは、依頼者に四の五の言われるたたき台かもしれないと考える。
サカイの担当に電話をした。
すると、
「前回4月12日も、十分高い時期なんですよね。それをあの金額でやってますんでね、それ以上は無理ですね」
納得できなかったけど、とりあえずまだ他の業者もあたっていないし、検討すると言って一旦電話を切った。その時思い出した。
サカイでやることを決めたときに、
「アリよりお宅の方が高いんですけどね、他にお宅を勧めてくれる人もいたし、やることにしたんですよ。帰りはもっと安い時期だし、安くしてもらえますよね」
すると、答えは、
「はい、お安くします」
そこで、もう一度電話をして、その話をしようとしたら、担当は電話中だというので、出た人に、引っ越し当日のトラブルからすべてを話した。
本来、業者有料の洗濯機の設置を無料にすると言われた話をすると、声に驚きが含まれていることは聞き逃さなかった。
今日は私が出かけてしまうことになっていたので、折り返しの電話は時間を置いてということにしたけど、電話がかかってくるかどうか、金額がどうなるか不明。
私は確かにケチである。が、見逃してはいけない私のキャラがある。
「情」に弱いし「裏付けのある言葉」にも弱い。
そこを逃して、単に「金額だけにこだわっているケチなやつ」と思って出てきたら、商談はまとまらない。
本当は工務店から解体の日にちを示されたとき、料金ピークの4月始めを予定しなくてはならなかったが、とにかく料金が高すぎて、なんとかしてくれと工務店に訴えて、設定を変えてもらった。今思えば、転勤でもないのに、こういうところに私のような立場の人間に引っ越しをさせる工務店もどうかとは思っている。
そして、私はこの引っ越し業者選定に苦戦し、寝込むのではないかと思ったほどだった。家を建てるよりよほど大変で、引っ越し業者に
「私が本当にやりたいことが引っ越しなのか家を建てることなのかわからなくなった」
と泣き言を言ったほどだった。
うちの工務店の引っ越しをある程度こなしているサカイの営業が最も強引だった。思えば、こいつの言うことをすべて録音しておかなかったことを今でも後悔している。
なぜなら引っ越し当日こんなことがあったからだ。
その時、担当は、
「後で行くって言ってませんでした?」
という、誰が考えてもつじつまの合わない言い訳をした。
そして、新居への引っ越し時期が近付いてきた。
不満はあるものの、まずサカイの当時の担当に電話をした。
こいつはラフな話はできるものの、何を考えているか読めないことがある。
私が引っ越しの日にクレームをつけたことを覚えていて、二度とやりたくないと思っているのか、あるいは、往路を受けていれば復路は自分たちがやると最初から思っているのか、引っ越し業者という、知っている人は知っている、知らない人にとっては信じられない世界のうちの、「知っている人」ならわかるんだろうけど、私は「知らない人」なので、真意が読めない。
そして、なかなか見積もりが届かないので催促したら、別の町名を書いて返送されてきたんだそうで、再度、送られてきた。今度は名前が違っていた。
そして、金額は、もっとも高い時期からほんの少しずれた4月12日の料金とベースは同じだった。
私はこれに加えてリサイクルも依頼しようと思っていたので、それなりの金額になる。
最初に出てくる見積もりは、依頼者に四の五の言われるたたき台かもしれないと考える。
サカイの担当に電話をした。
すると、
「前回4月12日も、十分高い時期なんですよね。それをあの金額でやってますんでね、それ以上は無理ですね」
納得できなかったけど、とりあえずまだ他の業者もあたっていないし、検討すると言って一旦電話を切った。その時思い出した。
サカイでやることを決めたときに、
「アリよりお宅の方が高いんですけどね、他にお宅を勧めてくれる人もいたし、やることにしたんですよ。帰りはもっと安い時期だし、安くしてもらえますよね」
すると、答えは、
「はい、お安くします」
そこで、もう一度電話をして、その話をしようとしたら、担当は電話中だというので、出た人に、引っ越し当日のトラブルからすべてを話した。
本来、業者有料の洗濯機の設置を無料にすると言われた話をすると、声に驚きが含まれていることは聞き逃さなかった。
今日は私が出かけてしまうことになっていたので、折り返しの電話は時間を置いてということにしたけど、電話がかかってくるかどうか、金額がどうなるか不明。
私は確かにケチである。が、見逃してはいけない私のキャラがある。
「情」に弱いし「裏付けのある言葉」にも弱い。
そこを逃して、単に「金額だけにこだわっているケチなやつ」と思って出てきたら、商談はまとまらない。
PR