明後日の引き渡しを控え、家はシンと静まるように建つ。
工務店の担当者と飲む。
彼の口から、監督や設計士の人となりを聞く。
本来聞くことのない本音を聞く。
余計に思う。
仕事なんだよ。私みたいな変わった人間を相手にしても仕事は仕事。
こちらも仕事をする身。
変わった人間だって相手にする。
嫌がって逃げていたら仕事にならないでしょ。
それにしても、やっぱり私は変わり者かな。
明日は、1組だけ見学者を迎えるらしい。
高校の同級生も予定の入っていたものの、本人の都合により、別の日に個人的に訪問を受けることとなる。
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