2012/10/30 (Tue) 楽なのか

うちの会社の社長（女性）のお義父さんが亡くなった。
私はこれまで冠婚葬祭に濃い会社にいたので、この会社に来て、自分の父親が亡くなって、そして今回社長の身内が亡くなって、この会社はそういう付き合いに薄いなぁと思った。
まぁ実の父親でもないしってことだろうけど、実の父親でも同様なんじゃないかという気がする。
香典だの生花だの足して社員数で割って、誰ひとり多く出す人もなく、ハンパは、月々集めている会費から調達する。
通夜に一人一人香典持たず出席して、まとまった金ひっくるめて出して、その後は食事に行くらしい。
我が家の葬儀も社長と担当部署の責任者が１人来て、従業員一同という１人分程度の香典をいただいたっけ。
かと思うと、過去に在籍した職場関係者がまとまってみんな来てくれて、にぎやかになった。早い話現在の職場の出席者が一番少なかった。
葬儀屋さんに２つ前の職場の人がどーのこーの言うと、そこまで来てくれるんですねと言われた。

ほんとはみんなどっちなんだろう。
私が長くとどまった職場は横に同業者がつながっていて、その中の長老が体調を崩したら、亡くなるまで、やれ誕生日のやれ家族旅行に行けのとひたすら金を集め続けた。なんだか変だと思ったけど、付き合いだと思って出した。その人のことはとても好きだったし、私はかわいがってもらったし。

そして、子供が生まれたのなんのかんので一般的な金額でお祝いを出すと「あんたの金銭感覚はおかしい」と言われた。
かーさんの葬儀のお返しは、「少ない」と思われて、顔合わせてもお礼の言葉も何もなかった。

さて、ほんとはどっちなんだろう。
前者でずっと通せればそのほうがいいことはいいんだけど、どこかに自分の基準が高い人がいて、自分を通してくるとこのルールも曲がるんだな。