Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
我が家の前の公道は道幅が狭かったので、緊急車両進入用のなんとかかんとかで、新築時にセットバックしなければならない。
さてセットバックした土地はどうなるか。
工務店からは、市町によって扱いがことなり、私の住む市は、必要に迫られている土地以外は寄付になると聞いていた。
公衆用道路となれば、いずれ舗装してもらえるものの、これも「いずれ」がいつかわからないとも聞いた。
違っていた。
寄付か買い取りかは、ありえるものの基本的には元の所有者の土地。
ゆえに、不測の事態が生じれば自分で補修しなければならず、どうしても舗装したいなら、所有者の費用負担となる。
さらに、もし寄付するなら、そのための分筆登記は、所有者負担。
「こちらは寄付してもらわなくてもいいんだぜ。だから金払ってしっかり割ってからきてよ」
という感覚のようで。
買い取りなんて、余程必要としない限りありえない。
なんてこった。自分の土地にわけわかんなく車が走るのか。
でも向かいの家は、建てた人が引っ越しちゃったけど、セットバックしたところが舗装されている。なぞ。
市役所は内部移動が結構あるわりに、現在の自分の担当部署のことしかわからないらしく、最初に聞いたところの窓口は、無駄に歳だけ食ってる爺が、ほとんど「正しい話」が出てこなかった。
どこの市でも寄付でしょぉ?なんてことを言っていた。
工務店任せにしていてはいけないことだった。
セットバックするときに壊す塀もケースバイケースだけど、6段以上なら補助が出ていたかもしれない。でも、壊してからではだめらしい。
「気の弱い設計士は、補助はないと言っている」と、現場監督が言うので、自分で役所に聞きに行っていいかと言ったら、自分や営業はタフだからいいけど、設計士をいじめるなみたいなことを言われた。そういう美しいかばい合いは社内でやってもらいたい。そちらがかばい合う分こちらに100万円くださるなら話は別だけど。
帰りについでのようにインフルエンザの予防注射をした。
いつもの医者が問診だけに出てきたのに、また家の話になって、まるで自分の家のように、
「すごくおしゃれで、このあたりにはないような家なんですよ。お店みたいですよね。やってみたらどうですか。ほんとに他の家は、普通の家なのに、1件だけ違いますよね。ポストもね、もともとお父さんの名前の表札があったところの囲みを全部取っちゃってね、ちょっと中に入ると、門柱みたいなのがあって、そこにかっこいいポストがついてるんでうよ。今度見に行ってみてください。」
と、看護士さんたちに説明していた。救急病院に行くときは、こうして彼は、我が家をじっくり観察しているらしい。立ち止まるのは怪しいとかなんとか言ってるくせに。
さてセットバックした土地はどうなるか。
工務店からは、市町によって扱いがことなり、私の住む市は、必要に迫られている土地以外は寄付になると聞いていた。
公衆用道路となれば、いずれ舗装してもらえるものの、これも「いずれ」がいつかわからないとも聞いた。
違っていた。
寄付か買い取りかは、ありえるものの基本的には元の所有者の土地。
ゆえに、不測の事態が生じれば自分で補修しなければならず、どうしても舗装したいなら、所有者の費用負担となる。
さらに、もし寄付するなら、そのための分筆登記は、所有者負担。
「こちらは寄付してもらわなくてもいいんだぜ。だから金払ってしっかり割ってからきてよ」
という感覚のようで。
買い取りなんて、余程必要としない限りありえない。
なんてこった。自分の土地にわけわかんなく車が走るのか。
でも向かいの家は、建てた人が引っ越しちゃったけど、セットバックしたところが舗装されている。なぞ。
市役所は内部移動が結構あるわりに、現在の自分の担当部署のことしかわからないらしく、最初に聞いたところの窓口は、無駄に歳だけ食ってる爺が、ほとんど「正しい話」が出てこなかった。
どこの市でも寄付でしょぉ?なんてことを言っていた。
工務店任せにしていてはいけないことだった。
セットバックするときに壊す塀もケースバイケースだけど、6段以上なら補助が出ていたかもしれない。でも、壊してからではだめらしい。
「気の弱い設計士は、補助はないと言っている」と、現場監督が言うので、自分で役所に聞きに行っていいかと言ったら、自分や営業はタフだからいいけど、設計士をいじめるなみたいなことを言われた。そういう美しいかばい合いは社内でやってもらいたい。そちらがかばい合う分こちらに100万円くださるなら話は別だけど。
帰りについでのようにインフルエンザの予防注射をした。
いつもの医者が問診だけに出てきたのに、また家の話になって、まるで自分の家のように、
「すごくおしゃれで、このあたりにはないような家なんですよ。お店みたいですよね。やってみたらどうですか。ほんとに他の家は、普通の家なのに、1件だけ違いますよね。ポストもね、もともとお父さんの名前の表札があったところの囲みを全部取っちゃってね、ちょっと中に入ると、門柱みたいなのがあって、そこにかっこいいポストがついてるんでうよ。今度見に行ってみてください。」
と、看護士さんたちに説明していた。救急病院に行くときは、こうして彼は、我が家をじっくり観察しているらしい。立ち止まるのは怪しいとかなんとか言ってるくせに。
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