Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
銀行の定期預金窓口で話をしていたら、隣の普通預金窓口(とは言わないか、ハイカウンター)に、おじいさんらしき大きな声が聞こえてきた。
私の窓口の人は、いつもとても感じが良い。でも、ハイカウンターは、敬語が使えない。
「奥さんが来て、これこれやっていきました」
とおじいさんに行っている。
「奥さまがいらっしゃって、これこれお手続きをしていかれました」
じゃないかと思う。
が、このおじいさんは、それどころではなかった。
この会話に登場する「奥さん」も同行していて、話の内容からすると、ATMでお金をおろそうとしたら、通帳が出てこなくなり、どうしたことかと思ったら、奥さんが、23日に来て(そこまで覚えてしまった)、通帳もキャッシュカードもなくなったと言うので、再発行したということらしい。
おじいさんは、「おまえ、俺が全部持ってるって言ったじゃねーか」
とカンカンである。
面倒な手続きになったので相談窓口に回されていた。
そこで話をする間も、おじいさんは、
「なーんで勝手なことするだ、ここに来るなっていってるだろーが」
「面倒なことになっちまって」
「おまえ、本当に大丈夫なのか」
と言いながら、奥さんを小突いたりしている。
事情を知らなければ、銀行側が怒られているようにも思える口ぶりである。
手続きを待つ間も、また、その繰り返しである。
奥さんの声は小さくて聞こえにくいものの、「もう来ない」と言っている。それに対しておじいさんが、
「前にもそう言ったくせに来たじゃねーか」
といい、確かにこの奥さん(なぜ、おじいさんと奥さんにしてしまったんだろう、ここから奥さんではなくおばあさんに変更)は、やることが危ないから、おじいさんが怒るのもやむを得ないように思う。
おじいさんは、間を開けず、おばあさんに文句を言っているが、その中になぜか、
「帽子をかぶれよ」
というのが出てくる。二言三言、「おめーはまた、なんてことを」云々言ったかと思うとまた、
「帽子をかぶれって言ってんだよ」
という。帽子をかぶらないとどうなんだろう?
以降また、文句が続き、
「どっか行っちまえ」
「ぶっ殺すぞ」
などと物騒なことまで言っていた。
そういいながらも、帽子は気になるのか・・・。
私より先に手続きを終えたこの人たちが帰った後、私の隣のおばさんは、耳を傾ける先がなくなったらしく、私に話しかけてきた。
おば「月曜日だから混んでるのかしら」
私「月末の月曜日だからじゃないでしょうか」
おば・・納得。
おば「お金をおろそうと思ったら、金額が大きいから窓口に回れって言われたの。」
そんなこと言ったら、大金をおろすとことが私にばれるではないか。
そしておばさんは、私に、
「お宅はまだお若いでしょ」
というので、「いーえ、若くないです」
と事実を答えた。
人は年齢を想像し、社交辞令のように、少し若い歳を出してみる。
まぁ私に対しても80パーセントは、社交辞令だろうけど、実際「お若いですねぇ」と言われることもあるし、そう思っている人がいることをこっそり喜んだりしていた。
ところがこのおばさんは、ずばり「〇代?」(隠すなよ)と当ててきた。
ひゃあ、やっぱりこれまでの「お若いですね」は、100パーセント社交辞令だったんだろうか。
私「はい、そうですね」
おばさんは、それだけでは納得いかないらしく、1の位まで指摘してきた。
しかもその年齢は私の実年齢より3つ上だった。
初めてのことである。
当然否定した。
そのおばさんは67歳だという。若く見えたから、そういっておいた。言いたかなかったけどよ。
ここまで徒歩で来たというと、どこから来たのか細かく知りたがったけど、ひょっとして番地まで聞かないと気が済まないんじゃないかという気がしたので、適当にごまかした。
そのうちに私が呼ばれ、おばさんが呼ばれ、続きはなくなった。
ったく、せっかくじーさんばーさんのおもろい会話を聞いた後だっていうのに、人の年齢多く見積もりやがって、ばばあめ、今度会ったら、「ぶっ殺すぞ」
私の窓口の人は、いつもとても感じが良い。でも、ハイカウンターは、敬語が使えない。
「奥さんが来て、これこれやっていきました」
とおじいさんに行っている。
「奥さまがいらっしゃって、これこれお手続きをしていかれました」
じゃないかと思う。
が、このおじいさんは、それどころではなかった。
この会話に登場する「奥さん」も同行していて、話の内容からすると、ATMでお金をおろそうとしたら、通帳が出てこなくなり、どうしたことかと思ったら、奥さんが、23日に来て(そこまで覚えてしまった)、通帳もキャッシュカードもなくなったと言うので、再発行したということらしい。
おじいさんは、「おまえ、俺が全部持ってるって言ったじゃねーか」
とカンカンである。
面倒な手続きになったので相談窓口に回されていた。
そこで話をする間も、おじいさんは、
「なーんで勝手なことするだ、ここに来るなっていってるだろーが」
「面倒なことになっちまって」
「おまえ、本当に大丈夫なのか」
と言いながら、奥さんを小突いたりしている。
事情を知らなければ、銀行側が怒られているようにも思える口ぶりである。
手続きを待つ間も、また、その繰り返しである。
奥さんの声は小さくて聞こえにくいものの、「もう来ない」と言っている。それに対しておじいさんが、
「前にもそう言ったくせに来たじゃねーか」
といい、確かにこの奥さん(なぜ、おじいさんと奥さんにしてしまったんだろう、ここから奥さんではなくおばあさんに変更)は、やることが危ないから、おじいさんが怒るのもやむを得ないように思う。
おじいさんは、間を開けず、おばあさんに文句を言っているが、その中になぜか、
「帽子をかぶれよ」
というのが出てくる。二言三言、「おめーはまた、なんてことを」云々言ったかと思うとまた、
「帽子をかぶれって言ってんだよ」
という。帽子をかぶらないとどうなんだろう?
以降また、文句が続き、
「どっか行っちまえ」
「ぶっ殺すぞ」
などと物騒なことまで言っていた。
そういいながらも、帽子は気になるのか・・・。
私より先に手続きを終えたこの人たちが帰った後、私の隣のおばさんは、耳を傾ける先がなくなったらしく、私に話しかけてきた。
おば「月曜日だから混んでるのかしら」
私「月末の月曜日だからじゃないでしょうか」
おば・・納得。
おば「お金をおろそうと思ったら、金額が大きいから窓口に回れって言われたの。」
そんなこと言ったら、大金をおろすとことが私にばれるではないか。
そしておばさんは、私に、
「お宅はまだお若いでしょ」
というので、「いーえ、若くないです」
と事実を答えた。
人は年齢を想像し、社交辞令のように、少し若い歳を出してみる。
まぁ私に対しても80パーセントは、社交辞令だろうけど、実際「お若いですねぇ」と言われることもあるし、そう思っている人がいることをこっそり喜んだりしていた。
ところがこのおばさんは、ずばり「〇代?」(隠すなよ)と当ててきた。
ひゃあ、やっぱりこれまでの「お若いですね」は、100パーセント社交辞令だったんだろうか。
私「はい、そうですね」
おばさんは、それだけでは納得いかないらしく、1の位まで指摘してきた。
しかもその年齢は私の実年齢より3つ上だった。
初めてのことである。
当然否定した。
そのおばさんは67歳だという。若く見えたから、そういっておいた。言いたかなかったけどよ。
ここまで徒歩で来たというと、どこから来たのか細かく知りたがったけど、ひょっとして番地まで聞かないと気が済まないんじゃないかという気がしたので、適当にごまかした。
そのうちに私が呼ばれ、おばさんが呼ばれ、続きはなくなった。
ったく、せっかくじーさんばーさんのおもろい会話を聞いた後だっていうのに、人の年齢多く見積もりやがって、ばばあめ、今度会ったら、「ぶっ殺すぞ」
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