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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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口の中が酸っぱくなってどのくらいになるだろう。
逆流性食道炎が有力候補にあがっている。
そうかもしれないと思って内科に行って、胃酸を抑える薬とか胃腸を整える薬とかもらったけど、胃腸の調子は促進されすぎてトイレが頻繁になり、2週間で飲み終えることができず、効果もわからずもう1度昨日内科に行った。
現在の状態と薬の状況を話したら、胃酸の薬がもうちょっと強くなって胃の薬は漢方薬になった。
この医者は腕のほどはいかほどかはわからないものの、ほんとにやさしいんだなと思うことが多々ある。
おとーさんの最後の入院1週間の間検査漬けで、胃カメラまで飲まされて、結局何にもならずに亡くなって、どんな検査をしたかをこの医者に報告したら、
「カテーテルはともかくとして、胃カメラはなんだか気の毒でしたね」
という、医者同士のしがらみもあろうに、本音で答えてもらえて、この人って心底やさしいんだなと思ったっけ。
で、今回の漢方薬も、
「漢方薬って飲めますか?」
とまず聞かれた。あまり縁がなかったので、どういう意味だろう「量が多いとかそういうことですか?」と聞いてみたけど、明確な答えがない。
でも、
「3回飲むのは厳しいから2回にしましょう」
という。
さて、そんなに大変なもんだろうかと、薬局に行っておなじみの薬剤師さんに聞いてみたところ、飲みにくいからだろうという答えだった。
漢方薬は、「飲んでまずくないと思えばその人に合っている」という説があるらしい。
アロマセラピーの教室で、どんなに効果のある精油でも自分に向かない香りはストレスになると学んだ。
そういうことなのかなと考えて、さて、私がもらった薬はどうだろうかと、審判されるような気持ちで飲んでみた。
全くまずくなく、どちらかというと、一瞬自分の好きな香りがするようにも思える。
前の薬に比べ、余分な副作用も出ない。少なくとも胃の調子は改善されているのがわかる。第一に昨日できはじめて結構痛かった口内炎の痛みが何もない(口内炎と胃の調子は無関係という説もあります)。
ただ・・・・昼間は落ち着いていた口の酸っぱさが夕飯食べたらダクダクとまた戻ってきた。
一進一退である。
でも、信用するってことは大切なことだ。

工務店の人にこの病の話をしたら「しゃべりすぎると罹る病気か」と言われた。

さて、医者の話に戻る。
この歳まで(どの歳?)逃げ続けた胃カメラもそろそろ考えねばならない。医者はやさしすぎて、「嫌だ」と言えば言うことを聞いてしまう。でも、今回は「そろそろ」勧められた。
麻酔でわからなくすると結構楽だとよく聞く。改めて聞いてみたらその通りらしい。
健康診断まで少し間があるけど、「じゃ、それ!」と半ば決めた。
医者に、
「せんせー、あたし、工務店の人に、『お宅、そう言ったよね、え?言ったよね、だったらやってよ』って言っちゃうタイプですよ。だから気持ち悪かったら『なんともないって言ったじゃないですか』って言いますよ」
と脅してしまった。失礼を飛び越えて恐ろしいやつだ私って。

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