2013/03/23 (Sat) 異動期

近所の桜





うちの工務店も初めて新卒を採用したりして、ますます規模を拡大して、支店も４つになり、今年の春は異動もあるらしい。
私の担当も異動して、少し離れていく。
基本営業とは、家を建てるあたりから関係が密でなくなる。
引き渡し後は、現場監督も手が離れ、メンテナンス担当が来るようになる。
工事が終え、自分の家になっていくことは、嬉しいことだけど、こうして、次々と引き継がれ、まさに自分の家が自分の形になるころには、この人たちとはほとんど縁がなくなるようにも思う。
家族で家を作っていくのと違って、一人だとこうして関係が薄くなっていくと、また取り残されたような気持ちになる。
そこで、「もっとうちに来てよ」とか「私の話し相手になってよ」なんてのは、見当違いであり、そこのところ勘違い野郎にもなりたくないので、ちょっと力を入れて、余分なところで頼るのは間違えているんだと言い聞かせる。
体力も使った頭も使った、それでもやっぱり充実した半年だった。だからまだなんとなく夢を見ているような気もする。
実際はこうしてみんな動いていて、明日に向かっているんだな。