忍者ブログ

Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

2025/01    12« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »02
私が新卒で勤めたのは銀行だった。
計算が苦手なのに、その当時は、自分で働きかけて何かをするということが全くなく、親頼みだったので、「銀行」と言われて、面喰ったけど、仕方なく入って、2年で辞めてしまった。

たまに買い物に行く店でその当時の先輩に会う。
この人は、高校を出て勤めていて、在職期間も私より長かった。ただ、短いリタイアの私みたいなのが言うのもなんだけど、物事に対する意識がちょっと希薄な人だった。
私が記憶しているのは、支店を集めたバレーボール大会で、チームに加わらず、ずっと観覧席に座ってみていた姿だった。
退職期は、私と一緒だったか1年早かったかだったと思う。
その後、電話で数回話した気がするけど、やがて疎遠になった。
バレーボール大会の時のそのままを引きずるように、年齢を重ねるにしたがって、何かにつけて意欲がなくなっている様子がうかがえ、本人もそう言っていた。
そんな彼女を見て、一度、アロマの教室に誘ったこともある。
いつものスーパーで会っても、なんとなく話したくなさそうな時もあるので、そっとしておいたこともある。
数日前、また、このスーパーであった。
やっぱり意欲がないという話をしていた。
当時の支店の同僚のことを、
「私あの人嫌いだったの」と幾人かを上げて言っていた。
そして、いつも、
「あなたは好きだったのよ」
という。
その理由は、
「なんかさ、まっすぐじゃない、そういうところがね好きなのよ」
だそうである。

家の話をした。
意欲のない彼女は、近所づきあいも濃いのが苦手なようで、引っ越しを考えているらしい。
彼女の住んでいるところは、田舎の濃い近所づきあいかというと、少しずつ街化してきていて、それほどでもないんじゃないかと思う。
私の町に物件を探したいらしいけど、近所づきあいという点では、それほど変わりないのではないだろうか。
だいたい、大きな神社を持つ町は、その手の付き合いも結構ある。
今度、家を見せてくれと言われ、改めて、町の様子を知りたいということだった。
なんでもそうよ、自分が不調だと、隣の芝生は青々してるのよ。

私・・・・まっすぐ・・・・か。

拍手[0回]

PR
お名前
タイトル
メール(非公開)
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集に必要です
管理人のみ閲覧

カレンダー

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新コメント

(02/03)
(02/03)
(01/30)
(01/29)
(01/29)

最新記事

(01/09)
(12/29)
(12/24)
(12/20)
(12/08)

プロフィール

HN:
kumkum
性別:
非公開

ブログ内検索

アクセス解析

ブログの評価 ブログレーダー

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- Bitter Cafe --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]