2013/05/11 (Sat) うんでもすんでも

向かいの家のおぼっちゃまは乱暴者なので、こっちが一度遊んじまうと調子に乗って困るである。
雨だというのに落としたタオル拾って、ひっぱたかれるは、砂利は投げるわ・・・。
スーパーの袋に砂利が入ってたぜ。
門柱のwelcomeを引っこ抜かれたときは、「調子に乗ってんじゃねーよ、今に頭突きだぜ」とも言えず（お母様がいらっしゃいますので）、「そーれはだめよ、おばちゃん大事にしてんだもん」なんてこと言いながら、こぶし震わすのであった。
どーせ、でかくなりゃ、挨拶しても「うんでもすんでも」なかろーに。

さらに、隣のアパートのおやじである（この話は以前にもしたである）。
こいつは高学歴で、それなりにお金持ちの家の出である。こいつのお姉様はとーても良い方で、私は昔英語を教えていただき、この人みたいになりたくて、英語の道を目指した（成功したとは言えない）。
このアパートにこいつが引っ越してきたのは、我が家解体の少し前で、アパートでも丁寧な入居のあいさつをしてくる人もいるけど、こいつは「うんでもすんでも」なかった。
お姉様に聞いて知ったのである。
昼夜ひっくり返ったような生活をして、夜中にどんちゃん騒ぎをして、１年に１回くらい海外に行ってわけのわからない仕事をして帰ってくる。したがってそれ以外は在宅。
乱暴なお坊ちゃまのお母様は、「なんだか気味が悪い」と言うが、道で会えば丁寧にあいさつするし、頭もよろしいしで、私はかばっていた。
とっころが、我が家の上棟の日に、大工さんたちが７時過ぎにしゃべっていたら、いきなりこいつに怒鳴られたと、お坊ちゃまのお母様に聞いた。そんな早朝でもないのにみっともないとお母様は言った。
どーりで、私が仮住まいから現場に向かい、こいつと顔をあわせたので「お騒がせしてます」の挨拶したら、白々しかったわけだ。とはいっても、引っ越しのあいさつもないやつに「しばらくお騒がせします」の挨拶をする必要もなかろう。
かばっていた私はなんだったんだ。先方はそうは言われたくないだろうけど「飼い犬に手をかまれた」気分だった。
その後、日没後の暗闇であいさつされたような気もしたけど、こちらが気が付かないこともあったようにも思う。
それらの結果、先方は、まるでガキの喧嘩のように、目が合いそうになると、そっぽを向く。
お前なぁ・・・。
明日は町内の川掃除。去年は参加してたけど今年はどーなんだろうこいつ。