Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
朝洗濯物を干していたら、近所のおばさんが草取りをしていた。
絶対話しかけられると思った。なぜなら先日の酔っ払い大騒ぎ事件があったばかりだから。
私はでかい音がして家に何かがぶつかって「ばかやろー」という怒声が聞こえたときにこの家に電話して、今家の外がどうなっているか聞いた。
おばさんは2階から見ているけどパトカーが来ていて、網戸が下に落ちているとだけ教えてくれた。
その後、私は外に出て我が家の庭の惨状を知った。
おめでたいことにこの家のおじさんは何も知らずに寝ていた。おじさんなどと丁寧に呼んでいるが、いつもは爺としか呼びたくないようなやつである。
おばさんには、本人があいさつに来てメロンをもらった話をした。
本人はともかくとして、奥さんがお詫びに行っているだろうなとは思っていたけど、メロンをもらうのは私だけだろうと思っていた。
ところが、おばさんの顔に一瞬「私の家にはメロンが来なかった」という顔になった。
夕方、今度は私が草取りをしていたら、おばさんと爺が出てきた。
今度庭の木も剪定してやると爺が言う。迷惑だったけど断るとうるさいのでしかたなく「ふんふん」言っていた。
そこでまた酔っ払いの話が出た。まさに我が家と酔っ払いの住むアパートの中間点での会話になり、聞こえているかもしれないと思った。
おばさんは、やっぱりメロンにこだわって「メロンもらったのよね」という。
私はメロンなんて別に欲しくもなんともないし、酔っ払いの奇行、今後のことを思えばメロンで済まないとも思っている。
おばさんはやっぱり、あの日我が家に消火器や中身の入ったビールが投げ込まれ、缶ビールは我が家にぶつかってへこんだこともしらなかったし、あれだけのものが庭に散らばったことなどちーとも知らなかった。
「外に出たら、調味料かなんかが飛んでくると怖いから、出られなかった」
というけど、私は消火器が降ってきても、コーヒーメーカーが降ってきても(もちろんすでに降った後だけど)外に出た。
おまけに、「そんなに怒鳴ったりはしてないでしょ」
ともいう。
私は、物がぶつかると同時の「ばかやろー」で、自分の家が狙われているのではないかと思って、頭がおかしくなりそうだったと言うのに。
そしてここで爺が、
「あんたのうちはおとーさんがおとなしかったから酔っぱらったりして騒いだりしたこともなかっただろうけど、おじさんなんかさ」
という。
そうかね、あんたは、網戸を外して、外に向かって消火器投げて、家族が避難して、パトカーに乗せられたことがあるのかね。そりゃそりゃ。
そんなにメロンが欲しけりゃ、今度網戸外して、投げ込んでやるよ。
その後、向かいの奥さんが出てきて、こいつがまた遠慮なく声がでかい。
そして、一回目はしらないけど、二度目に酔っ払いが騒いだ時に、子供が起きるかと思って外に出たという。
私の家は1回目にこんなことになっていたというのに。
もちろんメロンの話はしない。
フェンスはまだそのままである。
絶対話しかけられると思った。なぜなら先日の酔っ払い大騒ぎ事件があったばかりだから。
私はでかい音がして家に何かがぶつかって「ばかやろー」という怒声が聞こえたときにこの家に電話して、今家の外がどうなっているか聞いた。
おばさんは2階から見ているけどパトカーが来ていて、網戸が下に落ちているとだけ教えてくれた。
その後、私は外に出て我が家の庭の惨状を知った。
おめでたいことにこの家のおじさんは何も知らずに寝ていた。おじさんなどと丁寧に呼んでいるが、いつもは爺としか呼びたくないようなやつである。
おばさんには、本人があいさつに来てメロンをもらった話をした。
本人はともかくとして、奥さんがお詫びに行っているだろうなとは思っていたけど、メロンをもらうのは私だけだろうと思っていた。
ところが、おばさんの顔に一瞬「私の家にはメロンが来なかった」という顔になった。
夕方、今度は私が草取りをしていたら、おばさんと爺が出てきた。
今度庭の木も剪定してやると爺が言う。迷惑だったけど断るとうるさいのでしかたなく「ふんふん」言っていた。
そこでまた酔っ払いの話が出た。まさに我が家と酔っ払いの住むアパートの中間点での会話になり、聞こえているかもしれないと思った。
おばさんは、やっぱりメロンにこだわって「メロンもらったのよね」という。
私はメロンなんて別に欲しくもなんともないし、酔っ払いの奇行、今後のことを思えばメロンで済まないとも思っている。
おばさんはやっぱり、あの日我が家に消火器や中身の入ったビールが投げ込まれ、缶ビールは我が家にぶつかってへこんだこともしらなかったし、あれだけのものが庭に散らばったことなどちーとも知らなかった。
「外に出たら、調味料かなんかが飛んでくると怖いから、出られなかった」
というけど、私は消火器が降ってきても、コーヒーメーカーが降ってきても(もちろんすでに降った後だけど)外に出た。
おまけに、「そんなに怒鳴ったりはしてないでしょ」
ともいう。
私は、物がぶつかると同時の「ばかやろー」で、自分の家が狙われているのではないかと思って、頭がおかしくなりそうだったと言うのに。
そしてここで爺が、
「あんたのうちはおとーさんがおとなしかったから酔っぱらったりして騒いだりしたこともなかっただろうけど、おじさんなんかさ」
という。
そうかね、あんたは、網戸を外して、外に向かって消火器投げて、家族が避難して、パトカーに乗せられたことがあるのかね。そりゃそりゃ。
そんなにメロンが欲しけりゃ、今度網戸外して、投げ込んでやるよ。
その後、向かいの奥さんが出てきて、こいつがまた遠慮なく声がでかい。
そして、一回目はしらないけど、二度目に酔っ払いが騒いだ時に、子供が起きるかと思って外に出たという。
私の家は1回目にこんなことになっていたというのに。
もちろんメロンの話はしない。
フェンスはまだそのままである。
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