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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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午前中ヨガに行って、午後から夕飯の買い物に行ったら、前職にパソコンの勉強に来ていた人に会った。
この人のことを私はおとーさんと呼び(本当はそんな歳ではないけど、私の年齢を伝えていないので、そういうことでも通用している)、日々のあれこれを報告したり相談したりしていた。
家に物を投げられた話とか、家の前の橋が壊れた(あっ、この話結構一大事だったのに、何もここに書いてないよ)話とか、あれこれ一度に話した。
この人は今もパソコンの勉強に行っているけど、私の今の仕事より、前の仕事のほうが向いてるから戻ってくりゃいいと言われた。
この職場は、当時からいた若いもんが体が弱いので、検査入院するとか、新しい人はまだ慣れないとか、そんなこんなもあるようで。
自分の仕事人生もそれほど長くないし、限界もあるしで、さて、どこでどう終わるのがいいか、どうすれば細く長くいられるかそんなことを考えるのであった。

で、一大事の橋の話
金曜日に仕事から帰ってきたら、川にかかっているセメント(?)の橋の柵が左右とも取れていて、橋の上に鉄板が乗っていた。それだけで、近くの解体工事のやつらが何かしたんだろうなとは思った。
と言っても暗いから何も見えず、翌日、翌々日とのほほんと過ぎ、月曜日に、いきなり市役所の人が来た。
この人は、うちの電柱云々で顔を知っていたので、私を訪ねてきたけど、私が「橋が壊れてまっせ」と電話したわけではない。
電話があったから、簡単なことかと思って来てみたらそうではなかったといって、すぐ帰ってしまった。
何が簡単でないかというと、橋の下つまり川に大きな石とか土嚢とかそんなものを一杯詰めて橋を支えている。これでは、台風が来たら詰まって川が氾濫してしまう。一番先にやられるのは我が家ではないか。
その翌日、近所のもっともうるさい婆がそこにいた。
「明日台風が来るんだよ、あんた。あんたのうちは一番先に水が来るんだぜ」
と、大騒ぎである。少なくとも水曜日に台風が来るという予報はない。が、ここで逆らうと恐ろしいので、ちょうどそこにいたうちの工務店の人に、「うるせーよ、あのばばあ」とはけ口を求めた。
その後、この婆にそそのかされた近所の人が、また、市役所に電話したら、土曜日でないと業者が忙しくてこれないと言っていたなどと聞いたもんだから、それでは今度は台風が来てしまうではないかと、私が憤慨し、市役所に電話したら、
「自分はそんなことは言ってない。水曜日にとりあえず川の中の物だけはどけるように言ってある」
という。
みんな、どこをどう解釈してるんだかである。
実はその前に、もともと解体工事の現場となったのは、某宗教団体の建物だったので、そこの本部に「何かご存知?」と電話したのは近所でも私だけだろう。
すでに、この団体は、不動産屋に処分を依頼しているので、手を引いていた。
「色々お世話になりました」と言われ、引っ越していく前の支部の代表の人は、ほんとーにいい人だったので、ちゃんとあいさつされると、
「とても良い方だったので、淋しくなりました」
なんてことまで言ってしまう自分。

とりあえず、石だの土嚢だのは撤去されたけど、鉄板の乗った橋はまだそのまんま。

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