2013/11/02 (Sat) うまくいえないけど

今日はイベントホールであるうちの職場は、病に関する公開講座の日。
うちのかーさんもそうだったし、私たち家族も様々な経験をしたから、自分たちは人にどれだけの迷惑をかけてきたか、人を思いやることができたか、正しい判断ができたか、間違えていたのは誰か、そんなこんなが一杯になる。
そしてみんな思う「何でうちがこんな目に合う・・何で私が・・・何をした？なぜこうなる」
その答えを出してくれる人はいない。医者もすべてに答えることはできないし、敵ではないけどすべてにおいて味方ではない。
だから、「責めたい人」があっても、それを公の場で、自分本位に、医者相手に、「こんなことがあった、あんなことされた、だからこうなった」なんてこと、並べ立てたって、だーれもすべてを受け入れてくれないし、同意もしてくれない。

想像がつくと思う。
質問コーナーには、自分の家族が受けてきたあれやこれやの出来事を並べて、相手を非難して、間違いに共感してもらいたくて、一緒に避難してもらいたくてな人が出てくる。
答える医者は、やっぱり非難する相手と同じ医者なのよ。
そして、ここに来る５００人余も、そんな終わりない話を聞く忍耐を持たないのよ。誰も聞いてないのよ。帰っちゃうのよ。

すべては自分。自分たちが経験したこと。そして解決すべきこと。訴える場所を探すこと。それだけ。