2015/09/13 (Sun) メモ

昔々、女性として生きてる男の人の１日を追う番組で、主婦グループの中に入って雑談的トークをしている場面を見た。彼（彼女）の話を、熱心にメモする主婦１名。そのメモに書かれていたのは・・・「ぐちをいわない」
こーいうの書くんだ。若い私は思った。書かなきゃならないんだ。その後この人は「ぐちを言わなくなった」んだろうか。この時のメモを読み直して「学習」したんだろうか、「復習」したんだろうか。

うちの職場のホールで某有名人の講演会。
１０分ほど聴講させていただいた。
思ったほど精神世界でもなく、彼らしい「正しさ」で話をしていた。
そこにもいた「メモする人」
最近の親。モンスターなんとやら。孫を待ち望む親。夫より息子をかわいがる親・・・そんな話。
ちょっと面白く話すこれらを「メモする人」
声を出して「うなづく人」
話もなめらかで面白く、退屈しない。
ただ、「ふふんっ」「そうだね」はあるけど、「これからそうしよう」「そうならないようにしよう」「それをしたら人は傷つくんだ」「いけないんだ」そんなこと、言われないとわからないんだ、みんな。
これって、メモすることなのかぁ。メモしないとだめなんだぁ。
否定しちゃいけないんだけどさ、わかるだけどさ。私はその通りに生きているわけでもなく、人も傷つけるし、傷つくし。だけどメモを読みながら生きていない。メモしないで学習しながら生きている。失敗しながら生きている。
適当でいいや。