Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
昨日久しぶりに会った独特な友達からいろんなことを思い出した。
当時、まだ、メールもSNSもなかったころ、手紙のやりとりをする友達が何人かいた。
独特な彼女(いいかげんこの名前はやめよう、以下、Kさん)は、比較的家が近かったので、手紙よりは電話だったり会ったりだったりだった。
なかなか会えない距離の一人のペンフレンド(懐かしい響き)が、私の一般的ちょっと経験の少ない恋愛感覚をあれこれ述べた時に、なぜか、自分と似ていると位置づけてきた。私は、彼女と似ていると思ったことはない。たった一度だけ彼女がはるばる我が家までやってきて、Kさん他何人かで歓迎したことがあるけど、その時も、私とは全く別人格だと思っていた。
私の恋愛論は、ごく一般的で、どこにでもある話で、90%くらいが同じ気持ちだろうなと思うような話で、そんなことで「似ている」なんてのは、どー考えても釈然としない、心の小さい私なのだ。
歓迎したうちの一人にその話をしたら「全然似てないじゃん」という一言が返ってきた。そういわれるとすっきりした。
独特な(またこれか)Kさんは、人の「良いところ」を持ち上げてくれる人だった。私はKさんにも、この似てる似てないの話をした。はっきり言って「似てる」と思われたくない私だったけど、「迷惑なのよ」とも言えず、私にしては珍しく「私は彼女のようにいい人ではないしね」と付け加えたところ、Kさんは、そこに食いついてきて「いやーーそんなことないですよ。いい人ってところが似ていて」と来た。
彼女は気づいていないのだ。なんでも同意すればきっとうまくいく、まとまるという感覚だから。
ということで「非常にすっきりしない」答えだった。
その後、似ていると思っているペンフレンドからの手紙は、実恋愛ネタが増えてきた。ただ、素直でないなと思った。実際には付き合うというところまで行っていないものの、テニスだかなんだかを仲間同士でしたときに、自分を選んで上着を持っててと言われて、「うれしい」という言葉を使わず、なんだか「そんなことされてもなんたらかんたら」素直でない言葉ばかりが並んでいて、私はイライラした。
以前、私と彼女は似ていないときっぱり言った友達が、彼女に手紙でちょっと批判的なことを書いたら(全くの別件)、いきなり「敬語だらけ」の返事が来たという話を聞いていた。
それを思い出して、私ももっとまっすぐになればいいみたいなことを書いた。もしかしたら彼女はまっすぐな反応だったのかもしれず、私の言っていることは的外れなのかもしれないとも思いながら。
すると、彼女からの手紙が途絶えた。普通なら「ちょっと言い過ぎたかな」と思いながら、フォローしてしまうのが私なのだけど、はっきり言ってこの時は、なんだかこれでよかったと思った。
似ていないのだ彼女とは。それを言いたかったのだ。だから、あんたの今考えていることと私は正反対なんだぜ。と言い放ったのだ。
それで、怒ったならそれはそれ。ほとんど接点のない離れたところで生活しているから、それ以上も以下もなく、これでおしまい。
昨日、Kさんが、まだ彼女と年賀状をやり取りしていると言っていた。似ていないと言った彼女も、うちのかーさんが亡くなった時(もう20年も前だけど)、知らせようかみたいなことを言ったので、必要ないと答えたこともあった。
どういうことがあったかは、彼女たちも知らないし。もちろん話してもなーんの問題もないけど。
という、もやもやが苦手な私の過去ネタ。
当時、まだ、メールもSNSもなかったころ、手紙のやりとりをする友達が何人かいた。
独特な彼女(いいかげんこの名前はやめよう、以下、Kさん)は、比較的家が近かったので、手紙よりは電話だったり会ったりだったりだった。
なかなか会えない距離の一人のペンフレンド(懐かしい響き)が、私の一般的ちょっと経験の少ない恋愛感覚をあれこれ述べた時に、なぜか、自分と似ていると位置づけてきた。私は、彼女と似ていると思ったことはない。たった一度だけ彼女がはるばる我が家までやってきて、Kさん他何人かで歓迎したことがあるけど、その時も、私とは全く別人格だと思っていた。
私の恋愛論は、ごく一般的で、どこにでもある話で、90%くらいが同じ気持ちだろうなと思うような話で、そんなことで「似ている」なんてのは、どー考えても釈然としない、心の小さい私なのだ。
歓迎したうちの一人にその話をしたら「全然似てないじゃん」という一言が返ってきた。そういわれるとすっきりした。
独特な(またこれか)Kさんは、人の「良いところ」を持ち上げてくれる人だった。私はKさんにも、この似てる似てないの話をした。はっきり言って「似てる」と思われたくない私だったけど、「迷惑なのよ」とも言えず、私にしては珍しく「私は彼女のようにいい人ではないしね」と付け加えたところ、Kさんは、そこに食いついてきて「いやーーそんなことないですよ。いい人ってところが似ていて」と来た。
彼女は気づいていないのだ。なんでも同意すればきっとうまくいく、まとまるという感覚だから。
ということで「非常にすっきりしない」答えだった。
その後、似ていると思っているペンフレンドからの手紙は、実恋愛ネタが増えてきた。ただ、素直でないなと思った。実際には付き合うというところまで行っていないものの、テニスだかなんだかを仲間同士でしたときに、自分を選んで上着を持っててと言われて、「うれしい」という言葉を使わず、なんだか「そんなことされてもなんたらかんたら」素直でない言葉ばかりが並んでいて、私はイライラした。
以前、私と彼女は似ていないときっぱり言った友達が、彼女に手紙でちょっと批判的なことを書いたら(全くの別件)、いきなり「敬語だらけ」の返事が来たという話を聞いていた。
それを思い出して、私ももっとまっすぐになればいいみたいなことを書いた。もしかしたら彼女はまっすぐな反応だったのかもしれず、私の言っていることは的外れなのかもしれないとも思いながら。
すると、彼女からの手紙が途絶えた。普通なら「ちょっと言い過ぎたかな」と思いながら、フォローしてしまうのが私なのだけど、はっきり言ってこの時は、なんだかこれでよかったと思った。
似ていないのだ彼女とは。それを言いたかったのだ。だから、あんたの今考えていることと私は正反対なんだぜ。と言い放ったのだ。
それで、怒ったならそれはそれ。ほとんど接点のない離れたところで生活しているから、それ以上も以下もなく、これでおしまい。
昨日、Kさんが、まだ彼女と年賀状をやり取りしていると言っていた。似ていないと言った彼女も、うちのかーさんが亡くなった時(もう20年も前だけど)、知らせようかみたいなことを言ったので、必要ないと答えたこともあった。
どういうことがあったかは、彼女たちも知らないし。もちろん話してもなーんの問題もないけど。
という、もやもやが苦手な私の過去ネタ。
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