2016/02/20 (Sat) あやうく

数日前、保険の代理店とやらから電話があった。
私が契約している会社と名前が近いので、また増額しないといずれ補償（保障？）が減るぞ云々だろうと思った。資料を送るのなんのというので、送ってもらってもいいけど意思はないという話をした。
住所を確認された。私の住所だった。
ここで、おや？と思った。苗字だけで私の名前を知らない。「奥さまのお名前は」と聞かれた。奥さまでないことを知らない人はたくさんいるからそこは目をつぶるとしても、名前がわからないってのはなんだ。もしやと思って聞いた。
「これってどこの情報から電話してるんですか？」
あっさり「電話帳です」
現在、うちは電話帳に載っていないので、まだたくさん情報が載っていたころの分厚いやつだろう。
なんだ、契約してるのとは別会社ではないか。うかつだった。
「だったら資料はいらない」
と言ったら、契約検討できないよみたいなことを言うので、契約できなくて困るのはお前らだろうと思った。
いらないと言っているのに、電話帳に載っているおとーさんの名前を出して「いらっしゃいますか」と聞く。
「いない」と言ったら、お出かけですかと聞くので、「そうだ」と言った。
資料はいらないをきっかけに、がん保険は入っているかだのなんだのと、ずけずけと踏み込んでくる。
あんた、ほんとのあたしを知らないね？と思った。
まぁ、ここは知らないままでいいやってことで、「そんなこと言う必要はない。いらない」と言って終わった。
古くからの会社も名前を変えたり、カタカナ名前が増えたりで、自分の加入会社との別がわからなくなってきている。
しっかり守らなければである。保険に守られるのではなく、保険から身を守らなければなのだ。