2016/05/01 (Sun) それはちょっと

うちの職場は、色々と役割分担されている。
なぜなら、そうしないと「私ばかりがやっている」とひがむ人がいるからである（みかこちゃん）。
ということで、古紙や段ボールをまとめるのも「みんなやってください」とうるさいので、月単位の当番制になった。
そこで、みかこちゃんも含め、みんな、当たり前だと思っていることがある。
月末にすべての古紙をまとめて、翌月の担当者には、とりあえず、カラの状態で明け渡す。
そりゃそうだろ、担当した月のゴミは最後まで責任持つべきだし。
みんなそうしてきたし。
ところが、今日から担当の私は、気づいていた。古紙がたーくさん残っているのを。
さて、ここで言うべきか。先月担当のみきさんは、昨日お休みだったから、たぶん、今日まで自分の担当だと思ってまとめてくれるんじゃないか・・・彼女が談笑している様子を見て、時間の余裕がうかがえる、が、古紙には触れない。
どうするべきか、毎回私はみきさんの後だ。ということは、毎回こうなってしまうのか。
やむを得ず、ちょっと角が立つかもしれないとは思ったけど、お願いしてみた。
私が期待した答え。「そうですよね、片づけます」「昨日休みだったもので、遅くなっちゃいました。今やってること片付けたらやるつもりです」
でも、違った。
「これもやるんですか」
みきさんは、中年女子です。
みきさん含めこちらに異動してきた女子たちは、口をそろえて「こちらのルールがまだわかってなくて」という。
おかしなルールもあるけど、彼女たちが言うのは、ほとんどがこの職場のルールではなく、社会のルールかなと思う。
やっていればわかること、教えられなくてもわかること・・・こちらの女子たちは、時々そんなところで疑問符を出す。
決して自分がルールだと言うつもりはないのだけど。