2016/06/15 (Wed) 欠席

もうないであろうと思っていた母方祖父の１３回忌のはがきが届いた。
おとーさんの葬儀の時に、こちらの方たちと散々もめたので、もう出ることもない。
不義理？そんなことはないでしょ。実の父の法事でも「仕事があるから」と言って出てこない叔母だっていたんだし。
声のでかい、いざとなったら何の頼りにもならない叔父が言う。
「歳とって、あんたのおとーさんと同じでひがみっぽくなってさ」
あらそぉ。それは家系でしょ。
おとーさんは、人に興味のない人だから、ひがむような場面もなかったし。
かーさんは、人ばかり見てたからやきもち焼きだったけど。
集まりがあると、誰かが欠席したり、帰ったりした途端に、そんな話がはじまったし。
私もやきもち焼きだけどね。かーさんに似てるから。でも、いつもそんなみっともない話を黙って聞いてた。ずっと黙っていたかった。
おばーちゃんの葬儀の時は、殴り合いまでしてた。おとーさんと私はさっさと帰った。
それでも、私は、付き合いを切らないようにしようって思っていたのに、おとーさんの葬儀の時に、おとーさんのことも私のこと批判されて喧嘩になった。
父方の兄も姉もみんないないって言ったら、私はひとりかって、さびしいなって。
だって、８０過ぎの叔父や叔母は、頼りにする存在ではないもの。みんないても、最初からひとりだったもの。
ひとり・・・それは、もっと違う意味でね。叔父も叔母も関係ない。