2016/08/30 (Tue) English

７のつく日（とかーさんが言っていた）に、禅宗のお寺のお坊さんが托鉢にやってくる。
等間隔（正確ではない）に、並んで、おーおーという大きな声と共に、すたすた歩く姿がすがすがしくとても好きである。
子供の頃は、各戸まわっていらしたので、小銭をお渡しする（とは言わないのだろうな、なんだっけ？布施る？・・・違うぞ）と、こんなくそガキのためにありがたいお経をほんの数秒いただくことができた。
雑念はないのだろうか、「ちぇっ、１０円かよ。ガキ」とか。

さて、話は戻る。
先日７の日に、午後通勤の私は、お坊さんたちに会った。
そのうち、おーおー言いながらちょうど私の近くまでいらした方が、突然後ろを向いて、
「ショートカット」と手招きした。
何事かと思った。お坊さん、なぜいきなりカタカナよ。
なむなむ、おーおー、ショートカッッット！

答えは、後ろをから来たお坊さんが外国の方だったから。

「近道しようぜ」って言ったのだろうか。そりゃ怠け者ではないか。

まぁ、なんだかよくわからないけど、お坊さんの読経中のカタカナは、大変珍しく、いつまでも私の心に残ったのである。