2016/11/03 (Thu) 病の正しい知識

私は自分で風邪をひくということはあまりない。自分でひくってのはちょっと表現がなんとやらだけど、だいたい人様からいただく。
あまりうれしいことではないけど、窓口にいらした方とか、外出中にすれ違った際、もろにくらうということがあるのだ。
で、症状が出始めると、あの時だよなぁやっぱりとかなんとか、恨みがましく思う。そう、あの時・・・ある程度の時間と日にちを置いた「あの時」

さて、昨日から、職場の彼女たちが、おおよそ知識不足なことを言っていて、あきれる。
仕事で銀行をまわって帰ってきたら、みかこちゃんがマスクをしている。
風邪をひいたのかと聞いたら、
「さっき窓口に来たおじさんが咳き込んでて、うつされたんですよぉ」
私しばらく「・・・・・・。」
そして、「あのさぁ、風邪って潜伏期間あるよね、さっき来た人からうつったとして、直後に症状ってでないよね」
そこに、もう１名。
「私、風邪うつったなと思うと、喉にぴたっとはりつく感じでわかるの」
さて、そんなこともあるんだろうかと、ここは否定しずらいものの、みかこちゃん今日はマスクもなく、症状もない。
もう１名は、元々喉が弱いようで、風邪ではなくとも気温差とか埃とか原因はわからないものの、よく咳き込んでいる。
今日も、昨日の咳き込んだおじさんの話が出てきて、２人で、
咳き込む彼女「やっぱり私も昨日のおじさん・・・」
って、みかこちゃんは窓口で直接接触してるけど、こちらはそれもなく、しかも翌日これだけ症状の出る風邪に発展するものだろうか。
そしてみかこちゃん「私もまだ喉が変で・・・」
だからさ、直後に症状出て、翌日も「まだ」ってのは、ないってば。

以前、テレビでアナウンサーが、午前中に風邪をひいた後輩と接触して、午後からくしゃみが出て云々、堂々と話をしているのを聞いて、こんな公共の電波を使って、こんなバカな情報流していいんだろうかと、恥ずかしくなったことがある。しかもアナウンサーが。

病って学ばなきゃいけないよね。私も医者ではないし、医者になんぞなれないけど、初歩的なことは、学んで、うつったのなんのと他人様に失礼な濡れ衣着せないようにしたいし、なにより自分自身を正しく守っていかねばなりませんな。
たとえば、風邪とインフルエンザは違うとかさ。ノロは潜伏期間がとても短いとかさ。