Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
それはたぶん私がおかしいんだろう。そうだきっとそうだ。
昨日、仕事の帰り、自宅の前の道路に直径30センチくらいの白い丸が描かれているのを見つけた。さらに丸の中には、ピンク色の小さい丸もある。
一瞬、このあたりで事故があって、警察が描いたのかと思って、ちょっと驚いた。でも、丸はひとつしかなかった。
翌日、つまり今日、ヨガだの歯医者だの行ったり来たりした。それほど気にしていなかったけど、私の前を歩いていた人が、それを不思議そうに眺めていた。
昨日の私と同じことを考えていたのかもしれない。今日は雨。でもその丸は消えない。チョークではなく、何らかの塗料のようだ。
気になってきた。こんな目立つことはしないだろうけど、よく在宅時間とか訪問時の対応とか、家族構成とか、そんなこんなをポストに記すやつがいるって話を思い出した。こんなでかい丸はおかしい・・でも、消えない塗料だ。
描かれている場所は、以前我が家の敷地だったけど、家を建てるために後退する義務が生じ、今は、市に買い取ってもらって、舗装された道路だ。
こんな塗料を使って子どもが落書きをする・・だろうか。それでも、もしかしたらと思って、お向かいの人に聞いてみた。お向かいなのに電話を掛けたら留守電で、録音したら、奥さんがすぐに来てくれた。何かあったのかと思ってびっくりしたらしい。
さっそくその話をしたら、やっぱりお向かいの子供らは該当しなかった。どちらかというと該当してくれた方がよかった。別に消してくれなくても、出所がわかればそれでよかった。
仕方なく、市役所に電話してみた。電気とかガスとか業者の予定を調べてくれることになったけど、少なくとも電柱は、うちの希望で移設してもらったし、また移設ってことなら、市も知っているだろうし、だいたい結構場所でもめたからうちに連絡がないのもおかしい。
期待は薄い気がした。時間がかかるようだったので、もう1つ連絡することにした。
これが冒頭の「私がおかしい」んだろうというところ。地域を担当する交番。
危ない目的でこんなものを描かれたら困るから、どーせ何かなければ動かないのはわかっているけど、ちょっと気にかけてもらおうと思っただけだ。期待してはいけないことは、両親健在のころから、わかっていた。
我が家には、たまーにおまわりが来る(呼び捨てで十分)。私のことをよぼよぼババアと思ってくるらしく、「元気なんですね」などという。仕事をしているというと「なんだ」という感じが見受けられる。
私はその程度でいいと思った。
ところが、電話に出た女が言った。
「警察は、それを消すわけにはいかないです」
たぶんいるんだろうそういうやつ。つまり、タクシー代わりやトイレのペーパーがないからって救急車を呼ぶやつのように、道にこぼれたペンキを掃除しろとかさ。
では、私はそう言ったんだろうか?言う前から決めてないか。
塗料で丸が描かれている・・・消せ・・とな。
そうさ、たいしたことない話さ。公衆用道路にペンキで丸だけだもの。たとえ、家の前でも。たとえ、私がどういう生活をしていようとも。
期待はしていなかったけど。仕方ないから、「うちを回ってくる人って仕方ないから来ました」って言うしねという話をしたら、「はい」という肯定的な返事まで返ってきた。
「こういうことがあったから、気にかけてもらえるといいと思っただけです」と正確に伝えた。
何かあったら動くではなく、何もなかったら通報者をまともでない人間として扱う。という習慣が身についてしまったらしい。
特に電話だとほとんどこうなる。誰に言っても「怪しい人物」の話を「そんなこたぁない」と鼻で笑う。でも後でこっそり形ばかりの巡回はしているらしい。
直接尋ねるとわりとまともな対応を受ける。でも、その間に、誰か来ると「あの人はまともでないからどうでもいい」と、たぶん毎日お騒がせな人だろうなと思われる人を追い払って、私はとりあえず相手にしてもらえる。
いつも言い聞かせてきたのに。警察なんてないものだと思え。忘れてはいけないのに。
昨日、仕事の帰り、自宅の前の道路に直径30センチくらいの白い丸が描かれているのを見つけた。さらに丸の中には、ピンク色の小さい丸もある。
一瞬、このあたりで事故があって、警察が描いたのかと思って、ちょっと驚いた。でも、丸はひとつしかなかった。
翌日、つまり今日、ヨガだの歯医者だの行ったり来たりした。それほど気にしていなかったけど、私の前を歩いていた人が、それを不思議そうに眺めていた。
昨日の私と同じことを考えていたのかもしれない。今日は雨。でもその丸は消えない。チョークではなく、何らかの塗料のようだ。
気になってきた。こんな目立つことはしないだろうけど、よく在宅時間とか訪問時の対応とか、家族構成とか、そんなこんなをポストに記すやつがいるって話を思い出した。こんなでかい丸はおかしい・・でも、消えない塗料だ。
描かれている場所は、以前我が家の敷地だったけど、家を建てるために後退する義務が生じ、今は、市に買い取ってもらって、舗装された道路だ。
こんな塗料を使って子どもが落書きをする・・だろうか。それでも、もしかしたらと思って、お向かいの人に聞いてみた。お向かいなのに電話を掛けたら留守電で、録音したら、奥さんがすぐに来てくれた。何かあったのかと思ってびっくりしたらしい。
さっそくその話をしたら、やっぱりお向かいの子供らは該当しなかった。どちらかというと該当してくれた方がよかった。別に消してくれなくても、出所がわかればそれでよかった。
仕方なく、市役所に電話してみた。電気とかガスとか業者の予定を調べてくれることになったけど、少なくとも電柱は、うちの希望で移設してもらったし、また移設ってことなら、市も知っているだろうし、だいたい結構場所でもめたからうちに連絡がないのもおかしい。
期待は薄い気がした。時間がかかるようだったので、もう1つ連絡することにした。
これが冒頭の「私がおかしい」んだろうというところ。地域を担当する交番。
危ない目的でこんなものを描かれたら困るから、どーせ何かなければ動かないのはわかっているけど、ちょっと気にかけてもらおうと思っただけだ。期待してはいけないことは、両親健在のころから、わかっていた。
我が家には、たまーにおまわりが来る(呼び捨てで十分)。私のことをよぼよぼババアと思ってくるらしく、「元気なんですね」などという。仕事をしているというと「なんだ」という感じが見受けられる。
私はその程度でいいと思った。
ところが、電話に出た女が言った。
「警察は、それを消すわけにはいかないです」
たぶんいるんだろうそういうやつ。つまり、タクシー代わりやトイレのペーパーがないからって救急車を呼ぶやつのように、道にこぼれたペンキを掃除しろとかさ。
では、私はそう言ったんだろうか?言う前から決めてないか。
塗料で丸が描かれている・・・消せ・・とな。
そうさ、たいしたことない話さ。公衆用道路にペンキで丸だけだもの。たとえ、家の前でも。たとえ、私がどういう生活をしていようとも。
期待はしていなかったけど。仕方ないから、「うちを回ってくる人って仕方ないから来ました」って言うしねという話をしたら、「はい」という肯定的な返事まで返ってきた。
「こういうことがあったから、気にかけてもらえるといいと思っただけです」と正確に伝えた。
何かあったら動くではなく、何もなかったら通報者をまともでない人間として扱う。という習慣が身についてしまったらしい。
特に電話だとほとんどこうなる。誰に言っても「怪しい人物」の話を「そんなこたぁない」と鼻で笑う。でも後でこっそり形ばかりの巡回はしているらしい。
直接尋ねるとわりとまともな対応を受ける。でも、その間に、誰か来ると「あの人はまともでないからどうでもいい」と、たぶん毎日お騒がせな人だろうなと思われる人を追い払って、私はとりあえず相手にしてもらえる。
いつも言い聞かせてきたのに。警察なんてないものだと思え。忘れてはいけないのに。
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