2017/03/17 (Fri) それにひきかえ

温泉の日。
別に一般的に温泉の日ではなく、私個人の日。
目的地に到着すれば、自宅から５分歩いて電車に乗って、お迎えに来ているシャトルバスに乗って目的地だから、いつもすっぴんボロボロ。
このスタイルで電車を待っていたら、ベンチに座っている人がちゃんとかわいいスタイルだったんで、ちょっと自分との差を感じた。
さて、電車に乗った。先ほどのかわいいスタイルの人を見たら・・・・あれ？若くないんだ。たぶん年齢は私以上。でもスタイル的には、３０代以下。
メガネとかニット帽とか、チェックのレギンスとか。この年齢でこのコーディネートだと痛い人の方が多いんだろうけど、全然そんな感じがしないし、多色使いでないからか、大変素敵だった。
うちの母は年相応の格好になっていて、まぁ早くいなくなっちゃったから、その後はどうだったかわからないけど、基本的に、私を含め中年以降は、いかにもなスタイルになる。先日、某番組で、カラオケスナックをやっている夫婦が家を建てるについて、あまりに洋服が多いからと、店の常連さんに無料で分けていた。
「センスがいいから」という客、娘にこれをと言って、ぴかぴかゴテゴテを選ぶ客。千差万別、正しいとか間違いではないけど、この洋服を「センスがいい」という人がいるから、洋服屋も作るんだなと改めて思う。この無料会に１００万円払うから来てくれと言われても行かない（嘘、行く。１００万円はもらって、洋服は何ももらわずに帰る）。

さて、話は温泉。
３回風呂入って、間に昼食べて、マッサージしてもらって、帰りのシャトル。
３人のお仲間ばあさんが、何かのチケットを分け合っていた。風呂が無料なのか、割引なのか、それとも併設ジムの特典か。
このチケットは、くれる人とくれない人がいるとか、今日はもらえなくてがっかりしていたら誰かがくれたとかそんな話の中、
ババ１「５人で来てる人がね、今度１０人で来るから１０枚っていってもらっててね」
ババ２「そりゃカオだよ」
ババ１「カオ・・カオもだけど声もね」
ババ２「・・・」
ババ１「声が大きいんだよね」
カオの話がずれていった。

彼岸だな。自分だけ湯につかってないで、墓をきれいにしなくては。