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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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うちの近くのスーパーは、ポイントがたまると500円券が発行される。
1ヶ月に1~2回この券が600円で使用できる日がある。
さらに、誕生日月の前々月と前月2枚以上使うと、誕生日月に葉書が来る(らしい)。
私は、4枚使用していたので、葉書が来るんだろうと思っていた。これまでこういう使い方をしたことがないので、どういう葉書なのかはわからない。

残念ながら10日前後に届くはずの葉書が来ないので、先週土曜日、買い物ついでに肩にフケを一杯乗っけたにーさんに聞いてみた。
照合するから名前と電話番号を書けという。携帯番号も書こうとしたら、登録が固定電話ならそれだけでいいというので、それだけにしてしばらく待った。
結局、本部に問い合わせないとわからないので、電話をするという。
不在もあり得るので、留守番電話に入れておいてほしいと頼んだ。
今日まで連絡がなかったので電話した。
出てきたにーさんが大変足りない奴だった。
事の次第を話すと、店長から連絡させるという。では、お願いします。失礼します。とこっちが言っているのに、「失礼します」ではなく、「はい」といって電話を切られた。
店長ではなくまたこいつから電話があった。
私いつもの習慣で「お世話になります」と言ってしまった。

先方それに対して「はい」・・・あんた、あたしの世話してるのかね。

葉書は今月半ばに送っていて、電話をしたら留守番電話にならなかった。と言った。
50歩ほどゆずるとして、葉書は郵便トラブルかもしれない。
さて、電話はどうだろう。私がメモした番号と登録の番号が一致したから、葉書を送ったという履歴が残っていたのではないのか。
「うちは留守番電話になってますけど」というと、なんと、
「でも留守電でなかったです」と言う答えだった。
あのさ・・・・「違うところにかけたんでしょ。なんなら、今、かけなおしてみます?うち留守電になるから」
だいたい、そこで「送った」「電話したら留守電でなかった」という答えでいいのか?サービス業で。
言うだろ「送ったという履歴は残っているのですが、届いていないということですね」
「留守番電話にならなかったということは、当方のかけ間違いかもしれません。確認不足で申し訳ありません」
「こちらから電話をした人が」というので「電話をした者!」と訂正してやった。

もらえるのは、今治タオルだかハンカチと花屋の割引券だという。
花屋の割引って、買わなきゃだめってことか。
で?期限はいつまで?「今月いっぱいです」
私、届いていないのに、今日は26日で、期限今月いっぱいか。
「はい」

その後、代わりますでもなく、いきなり店長が出てきた。たぶん私は悪者だ(まぁうるさいから半分は認めますけどね)。
利用は来月でもよいという。
それでももうなんだか嫌になった。
かけなおして、いらないと言ったら、「え?いらない」
「お花も割引だったら買わなきゃいけないでしょ」というと、
「500円券ですよ。期限はいつまででもいいです。」
「ふつう期限のあるものを、私だけなしってどうかと思うけど」
「いえ、こちらが迷惑かけたんで」
そうですか・・・と言ったけど、タオルも花もいらない。

さて、両極端な私の反面。
以前、ハロウィンの時期にホテルのギャラリーで催された魔女の人形展で箒に乗った魔女人形を買った。大層気に入っている。ホントは座って本を読んでいる魔女も欲しかったけど、2体は、大変な出費になるので、1体で耐えた。
この手作りの魔女を作っている人たちは2年に1回個展を開いていると思っていたら、次がなかなか予定されず、やーーっと今年は開かれると聞いて、小躍りした。
楽しみにしていた今日、それを見に行った。が・・・・座った魔女が1体もなかった。正確には、あるんだけど、フラワーリースに座っていたり、小物が凝っているので、これがもうお高いのだ。
前回我慢した1体をその時買っていたとしても、まだお安いと思えるような金額だったりして。
ということで、とても残念な気持ちで、そこを出た。
一旦家に帰って、夕飯の買い物をしながら、また考えた。私が欲しかった座った魔女は、もうないんだろうか。それも聞かずにまた数年待つんだろうか。
この人形は、顔とか手といった陶器部分を担当している人と洋服を担当している人の2人で作っている。
陶器担当の人は、かなり歳を取って、なんだか疲れた様子で座っていたし、これからどこまで元気に作ってくださるのかわからない。
そこで、もう1度、訪ねた。そして聞いてみた。
「前回あったような本を読んでいる座っている作品はないのでしょうか」
なかった。
ただ、陶器担当の方が、個展ではないけど、毎年ホテルで頼まれてこの時期に、ロビーに飾るので、来年のハロウィンまでには作れるという。
数年ではなく、来年。やった!
どんなのがいいかと聞かれ、あれこれ話しているうちに、別の客が来てしまって、あまりこういう話をしていいのかどうかという雰囲気もあったので、最後は雑になってしまったけど、連絡をいただけることになった。
こういう時の私は、振る舞いも変わるのだ。
スーパーのやつらがこんな私を見たら、「ケッ」と言うだろう。

ホントに、日々両極端に生きているなとつくづく思う。

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