2007/07/08 (Sun) 自意識過剰

うちのホールは、自分達が主催する公演関係ももちろんあるけど、
ホールを利用する人が主催となる公演もたくさんあり、
こんな有名人も来てるんだなぁとびっくりすることも多い。
当然、有名人が来るとお客様も一杯やってくる。
そしてその公演内容によって、客層も全く違う。
といっても、自分の就業時間が終了すると「まぁ関係ないし」って感じで、
その一杯のお客様の間を縫うようにして帰る。
制服だと、中の人間だということがわかるけど、私服だと紛れ込むから、
あっという間に、私もこのお客様の一人って感じにも見えたりする。
となると、私個人的に、
「私はこの人の公演を見に来たのではありません」
と主張したくなるようなものも多くある。
私は「演歌」が嫌いだ（唄うのは好きだけど）。
どうしてもこの中に紛れ込むのは嫌だ。
今日はそんな公演があった。
ワクワク顔のご年配女性の中を、眉間にしわ寄せ、
「私はこれを見るためにここにいるのではありません」
と、顔に刻んで歩くのだ。

テクテク歩く私だけに注目してる人なんていないんだけど、
単に、自意識過剰ってやつ。