Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
うちの職場は、それなりの大きな施設なので、駐車場担当者も何人かいる。若い人もいるけど、年配の方もいる。
お客さんに余計な注意をしてしまったり、なかなかこちらの言うことを理解してくれなかったりという人もいるけど、そんななか、ご年配でありながら、しっかり理解して対応してくださる方がいた。
この方が「はい、わかりました」という時は、ホントにわかったんだろうなと思ったものである。
4月の歓送迎会にも出ていて、私の向かいに座られたので、そこそこ会話した。
それから数か月、なんとなく、これまでに比べると、仕事の理解力が落ちたように感じることがあった。
そして、ここ1ヶ月は、風貌も変わって、まさにヨレてしまった感じだった。
これまでにも足をけがしても杖を持って仕事をしていて、とにかく「辞めたくない」という仕事ぶりだった。後で知ったこととしては、独身だったようで、仕事をしなくてはということだったように思う。
数週間前、ご親族からの電話で、脳の手術をすると知らされた。
ただ、脳は原発ではなく、肺だったらしい。
しかも、検査で疑いがあったのに、医者に行かず3年。
結局、先週亡くなられた。たぶん、風貌が変わる前、もしかしたら歓送迎会に出席したときにも、何らかの症状はあったかもしれない。
うちのかーさんも原発ではないものの、肺にも脳にも転移した。
最後はどこがどうでもしんどいものだけど、肺もつらい。見ている方もつらい。
66歳。年齢だけ見れば若くない。でも亡くなるには若い。
悲しみの数だけどーこーいう言葉がある。
悲しみの数でいちいちどーこーではないけど、人を看取る、経験する、病を身近に見ると、「お気の毒」では済まない何かが残る。
1日そんなことを考えていた。
あっという間のお別れ。
お客さんに余計な注意をしてしまったり、なかなかこちらの言うことを理解してくれなかったりという人もいるけど、そんななか、ご年配でありながら、しっかり理解して対応してくださる方がいた。
この方が「はい、わかりました」という時は、ホントにわかったんだろうなと思ったものである。
4月の歓送迎会にも出ていて、私の向かいに座られたので、そこそこ会話した。
それから数か月、なんとなく、これまでに比べると、仕事の理解力が落ちたように感じることがあった。
そして、ここ1ヶ月は、風貌も変わって、まさにヨレてしまった感じだった。
これまでにも足をけがしても杖を持って仕事をしていて、とにかく「辞めたくない」という仕事ぶりだった。後で知ったこととしては、独身だったようで、仕事をしなくてはということだったように思う。
数週間前、ご親族からの電話で、脳の手術をすると知らされた。
ただ、脳は原発ではなく、肺だったらしい。
しかも、検査で疑いがあったのに、医者に行かず3年。
結局、先週亡くなられた。たぶん、風貌が変わる前、もしかしたら歓送迎会に出席したときにも、何らかの症状はあったかもしれない。
うちのかーさんも原発ではないものの、肺にも脳にも転移した。
最後はどこがどうでもしんどいものだけど、肺もつらい。見ている方もつらい。
66歳。年齢だけ見れば若くない。でも亡くなるには若い。
悲しみの数だけどーこーいう言葉がある。
悲しみの数でいちいちどーこーではないけど、人を看取る、経験する、病を身近に見ると、「お気の毒」では済まない何かが残る。
1日そんなことを考えていた。
あっという間のお別れ。
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