2017/12/28 (Thu) 番号札

昨日、不在表が入っていたので、郵便局に取りに行った。
郵便窓口が混んでいて、貼り紙に２０分くらい待て（これを丁寧語で）書いてあった。
貯金の窓口と違い、郵便窓口の番号札は、電光表示ではなく、単に「番号札」が置いてあるので、自分で取って、呼ばれるのを待つ。
私は４０番だった。しばらく待っていると、３７番の人が、待っていられなくなったのか、番号札置き場に３７番を戻してしまった・・・待てよ、ということは、私より後に来た人が３７番を取って、私より先に呼ばれるってことか。こういう制度になっているのがよくないのか、取った人が返す場所が良くないのか、とにかくよくない。
番号札を受付に出してしまおうか、それとも「ずる」して、私がこの３７番を取ってしまおうか。
といった、葛藤をしているうちに、３７は、後から来た男の人が取ってしまった。間もなくこの人が呼ばれた。私は呼ばれたらどこかでこの話をしようかと考えていた。

でも・・・この頃思うのだ。自分がおかしいと思うこと。不公平だと思うこと。許せないと思うことを訴えて、人にダメージを与えようとする自分。人に勝とうとする自分。そんな自分は、まず、自分自身に負けているのだ。
ということが、最近のうちの職場のみかちゃんを見ていてよーくわかった。
私のような気の短い人間は、まず自分に負けているのだ。気が付いただけ、みかちゃんよりマシ？五十歩百歩か。

さて、そんなことを考えている時に、いつもロビーに出てきて、最近のキャンペーン商品的（金融商品等ではなく、そばとかうどんとか、お茶とかまさに品物）なものを案内する男が出てきた（こいつは男の人などと丁寧に呼ばれるに値しない。非常に感じの悪い、気持ちの悪いやつなのだ）。
資料を持って、誰かを捕まえようと物色している。
何が嫌かと言うと、散々勧誘して、「いりません」というと、無言で、ぞっとする顔でこっちを見るのだ。
おとーさんがいたころうちに出入りしていた貯金課の外回りのおっさんに、こいつが感じが悪いという話をしたら「だって営業だからしょうがないじゃん」などと、答えになってない答えが返ってきた。
そーではないだろう。私だって、無差別ではないけど、電話や窓口で営業活動だってする。たとえ断られたとしても「また、機会があればお願いしますね」とか「またご検討くださいね」とか、内心「ったく」と思っていても、ニコニコしながら言うものだ。
何も言わせず電話を切るのは、最近のネットのコラボ会社を含む、程度の低い営業だけだ。
天下の昔公務員今民営の郵便局だぜ。

こいつの感じ悪さを知っていたので、以前、郵便配達トラブルで文句を言いに行った（これは自分が負けているのではなく、銀行の書類が誤配され開けられてしまったり、逆に我が家に他人の書類が来たりしたから）時に、腹を立てながら待っていたら、こいつが寄ってきて、
「ちょっとよろしいでしょうか」というので、
「よろしくない！」と答えたら、
「そうですか、よろしくありませんか」と言って遠ざかって行った。この反応そのものが気味が悪い。

今日も、数人当たって断られ、私のところに来たから、「いらないです」と一応丁寧に答えた。
ところが、４０番が呼ばれたから、窓口に行って、また受け取るまで待てというので、待っていたら、また、こいつが来た。覚えろよボケ。
「さっき来たでしょ」と、邪見に扱ってやった。何も言わずにいなくなった。
どんなに邪見に扱われようと、にらまれようと、人の顔は絶対覚えない。

さて、話は戻る。
４０番の私は、郵便を受け取り、ついでに買い物をしようと歩いていたら、私の前を３７番が歩いていた。
歩きスマホ中で、狭い歩道だと言うのに、もたもたしていて迷惑だ。
私は、足音をさせて、密着して「邪魔オーラ」を出してやったら、スマホを引っ込めた。
同じスーパーに入っていくようだったので、道が広がったところで、追い越した。
全く急いでいない奴が、当たりくじのような３７番など取りやがってと思った。