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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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前にも同じようなことをここで書いたけど(なんで書いたって言ってしまうのだろう)、ツナグという映画にもなった小説で、一人だけ亡くなった人と会えるというだった。呼ぶほうも呼ばれるほうも1回だけ。
さて、私はだれを呼ぶかと考え、やっぱり両親どちらかだなと、思った。
自分が話をしてみたい人は他にもいるけど、一人だけって決められると、そうもいかない。呼ばれた死者は断る権利もあるらしいから、私が呼びたくても、先方だって、他に会いたい人がいるだろうし、断られるだろう。
何かの間違いでその人と会えたとして、他にその人の家族とか、1回の権利を使われてしまって、会えなくなってしまったら、それはそれでよくないと思う。
では、私を呼んでくれる人は・・・いない。だって家族より私のことが大事なんて思っている人はいなかったし。残念だけど、死んだら、戻れないってことだ。

新聞に医者(だったと思う)のエッセイが載っていて、おばあちゃんが自分の娘を抱いているところを見たいから胃ろうをしてくれと言う家族に、自己満足だけで、そんなことをしていいのかと断ったというような話だった。
自分の満足のために、意思表示のできない家族を、たとえ食べ物が摂取できなくなっても、生かしておきたい。ありえる話だろうけど、私にはない。
私が生きていることで、自分が満たされるような家族がいないから、私は、無理やり生かされることはなさそうだ。
でも、私は常々言っている。よれよれでも垂れ流しても生きていたい。
私の願いは、たぶん、かなえられない。意思表示できなくなったら、私ってどう扱われるんだろう。

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