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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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夕べ書いたばかりなのに、もう続きを投稿している。暇だ。
私の先生の生徒さんで、私よりずっと年上(と思う)でありながら、
指もしっかりしていて、とてもパキパキとした音を響かせる方がいらっしゃる。
私は今年の4月から今の先生だけど、この生徒さんはそれ以前からずっとこの先生についている。
そんなわけで、先生はお稽古の時に、この生徒さんの話を私に時々していた。
「お姑さんを抱え、気持ちが晴れないときは、ピアノが必需品」なのだそうだ。
その生徒さんの今年の曲はショパンの幻想即興曲。
私の手の届かない曲。
前半15人の中でピカ1な弾きっぷりだった。
で、前半を終えて、休憩が入り写真撮影のときに、先生に挨拶していたら、この生徒さんも一緒になった。
いきなりこの方から、
「やったじゃなーい」
と、肩をぽんと叩かれた。
「いつも噂は聞いてるわよ」
ってな。
先生ってば、悲惨なブラームス弾いてる私なんかのことを、この貫禄のある弾きっぷりの生徒さんに話しているんだと思うと、ちょっと驚いた。
どんな話をしているのだろう。
実力レベルは別として、私はパキパキ弾く曲よりまったりゆったりの人で、彼女はパキパキの人。
先生もそう思っているから、真逆な生徒の話を双方にしてるんだろうか。
今度聞いてみよう。

で、全員で写真を撮ったあとこの方から和紙で作った手作りの箱をいただいた。
「あげるわ」
といいながら、
「でも蓋がおかしいわ、やっぱりちょっと変だわ」
とあけたりしめたりしていて、私も出した手をどうすればいいんだと思ったけど、結局いただいた。
和紙の箱
中にこれまた折り紙の赤い小さいお花が入っていた。

彼女は、後半を見ずにここで帰っていった。
ついでに先生も自分の生徒が終わったら帰ってしまった(あっさりなやつ)。

私はその間に、自分の職場仲間にいただいたブーケを事務室まで取りに行って、抱えて帰ってきた。
誰よりも大きなブーケだったから、自慢したかったのだ。
プレゼントブーケ
家に帰ってすぐ活けなおしたけど、形も何もあったものではない。
生は傷んじゃうから早く活けないとね(いいわけ)。

さて、話を発表会に戻して、後半。
私は、見なければならない聴かなければならない曲があるのだ。
なんたって、顔を見たことのないライバルの「アシタカとサン」
だもの。

つづく

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