Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
6年前家を建てている間借りていた仮住まいが解体された。
2棟のうち1棟は、高齢の家族が住んでいて、その後ご主人は亡くなった。私が借りていた方は2世帯で、隣は、耳の遠い夜更かし好きな爺さんが住んでいた。
大家さんは、「がんこ爺」と言っていた。
この家の前を通るたびに、あの頃のことを思い出した。
近いところに住んで、毎日、出来上がっていく家を見にいって、中に入って、職人さんと話をして、笑ったり泣いたり怒ったりしていた。
小さい借家で、いつもと同じようで同じではない日々を過ごした。
一人であんなことできたんだなと、今も思う。もうあんなことできない。絶対できない。
隣にものすごい大きな家があったけど、ここも何が何やらで解体され、マンションが建つはずが建たない。
大きな家に住んでいた人は、引っ越した後も、選挙の時期になると、電話がかかってくる。
6年でいろんなことが変わって、思い出とともに私が住んでいた家もなくなった。
2棟のうち1棟は、高齢の家族が住んでいて、その後ご主人は亡くなった。私が借りていた方は2世帯で、隣は、耳の遠い夜更かし好きな爺さんが住んでいた。
大家さんは、「がんこ爺」と言っていた。
この家の前を通るたびに、あの頃のことを思い出した。
近いところに住んで、毎日、出来上がっていく家を見にいって、中に入って、職人さんと話をして、笑ったり泣いたり怒ったりしていた。
小さい借家で、いつもと同じようで同じではない日々を過ごした。
一人であんなことできたんだなと、今も思う。もうあんなことできない。絶対できない。
隣にものすごい大きな家があったけど、ここも何が何やらで解体され、マンションが建つはずが建たない。
大きな家に住んでいた人は、引っ越した後も、選挙の時期になると、電話がかかってくる。
6年でいろんなことが変わって、思い出とともに私が住んでいた家もなくなった。
PR